はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

基礎体力

2018-10-13 13:16:07 | 日記
みなさんこんにちは。

なんだか調子が悪くて、頭痛と吐き気が治まらず、命の水を二日も断っているはちです。

ええ、二日酔い、三日酔いです。

昔なじみの腐れ縁の友人とはしご酒をし…

記憶もないのですが、お財布の中のお金もなくなっていました

さて、今回は工務店の基礎体力のお話

まずは住宅の需要サイクルを見てみましょう。

伊那市を例に(数字はかなり適当です)

人口7万人÷平均世帯人数3人×住宅保有率80%÷平均建替えサイクル30年=622

622件が伊那市で見込める一年間の新築棟数となります。

しかし今後住宅も長寿命化が進むため仮に平均建替えサイクルが60年になれば311件が伊那で一年間に新築される棟数という見通しとなります。

もう何年も前から言われていたこととはいえ、ふーん、大変…かもくらいの感じに捉えていました。

こうやって自分で根拠を出し計算すると我々業界が今後どうなっていくのか、全く明るい未来が見えません。

まぁ、自社が生き残っていければいいや、と下種な心丸出しでどうすれば当社の基礎体力を維持しているか考えてみました。

あ、これは経営者が考える事だ

現在の当社の基礎体力はOB様の棟数÷30で出せます。

これがほぼ一年間の棟数と同じになるはずです。

先にも書きましたが今後は半減することは明白です。

そこでOB様を増やすという戦略が有効になってくると思います。

今までは30年という短いサイクルの市場であれば他社の参入障壁を高くせずとも、市場のポテンシャルの高さや他社エリアの拠点化でやっていくことができました。

家守りも、不徹底でもあまり痛みを伴わずやってこれた会社がほとんどでしょう。

しかし、基礎体力が半分に落ちる市場ではそうはいきません。

他社の参入を阻止し、OB様と関係性を構築しておく必要があります。

OB様を増やす方法のひとつに無管理工務店住宅を自社のOBにしてしまう方法があります。

防災、減災のためのハザードマップ配りや、SNSなどで情報発信、点検リフォーム相談会など

無管理住宅の住まい手に対して迎えに行かなければなりません。

建材などもメーカーの言いなりで使うのではなく、確固たる信念を持って選択し採用していかなければいけません。

そうすることで自社製品に確固たる信念を持った独自性がうまれます。

オンリーワンの家造りが重要になって来るでしょう。
コメント
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