今日の新聞から。
熊本県立多良木高校を初優勝に導いた斉藤健二郎監督が、
熊日新聞の『人』の欄に載っているのを期待して新聞を広げました。
『人』の欄はありませんでした。残念!!
目を引いた記事は、
資源ごみ持ち去り、熊本市廃棄物処理条例違反で、66歳の男性を逮捕。でした。
熊本市の廃棄物処理条例が2007年10月に施行されました。
66歳の男性が逮捕されました。
66歳の男性は、生活費を稼いでいたのです。
毎朝、アルミ缶、新聞、資源ごみを、車、自転車で持ち去る人がいます。
みんな、生活費を稼いでいるのです。
リサイクル資源を購入してくれる業者がいるから、持ち去る人がいるのです。
持ち去る人は逮捕され、購入する人にはお咎めがありません。
少子化にも歯止めがかかりません。
不安定な雇用では、結婚も出来ず、子供を育てることが出来ないのです。
不安定な雇用を禁止した法律が緩和されたのです。
そうです。不安定な非正規社員が法律で認められたのです。
非正規社員が4割も占める時代になりました。
一方、
資源ごみを集め、売却して、生活費を稼いでいた人は法律で禁止されました。
66歳にもなれば、ハローワークに行っても仕事はありません。
ハローワークに、年齢不問の求人があります。
年齢不問は表向きです。年齢制限をすると、法律違反になりますから。
生活費を稼ぐ資源ごみ回収は禁止し、結婚も出来ない不安定な雇用を認め、
年齢制限をする求人票は認めない。
若者も、高齢者も、住みにくい時代になりました。
いつから、こんな時代になったんでしょう~?
収めただけの厚生年金を取り返すのが困難な時代になりました。
収めた厚生年金は、メチャクチャに使われ、誰も責任をとりません。
国民の厚生年金で建てた施設は売却され、残っていません。
官僚と政治家が、収めた厚生年金をドブに捨てたのです。
オオヤマレンゲを訪ねて(九重連山)