富田元治のブログ

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熊本県の山・遭難あいつぐ

2016年11月04日 | 九州の山歩きと山野草

熊本県の山で、遭難が相次いでいます。

熊本県の最高峰・国見岳(1739m)と

目丸山(1341m)での遭難です。

下山中の道迷い遭難です。

 

道に迷ったら引き返す。

迷った場所まで引き返す。

迷った場所まで引き返せばいいのです。

 

ところが、下山中の引き返しはなかなかできません。

下山中の引き返しは、また、登らなければなりません。

疲れているのに、登り返す。これができません。

 

肉体も精神も疲れています。

疲れている肉体、精神が、判断ミスを犯すのです。

 

道に迷っても、このまま下ればどうにかなると思うのです。

道に迷ったまま下山してもどうにもなりません。

踏み後が消えるか、絶壁(がけ)に出ます。

そして、この絶壁(がけ)を疲れた肉体、精神で下ります。

登り返すより、絶壁(がけ)を下りた方が楽と思うのです。

これが、道迷い遭難です。

道の無い(登山道の無い)所で動けなくなり、遭難です。

(私の体験談です)

 

山には、登山道と獣道があります。

登山道・・・・・・・登山者の踏みあと。

獣道(けものみち)・・・・山に住む動物達が歩いた道。

獣道を歩くと遭難です。(老婆心ながら)

 

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熊日新聞をスキャンしました。

国見岳(1739m)は、熊本県最高峰の山です。

それにしても、4日ぶりに無事発見。

良かったですね。

 

さて、今朝の新聞から。(11月4日)

ご無事をお祈りいたします。

 

熊日新聞をスキャンしました。

 

山登りの基本は、夜明けと同時に登山開始です。

夜明けには、登山口にいるのです。

遅くとも、13時には下山開始です。

 

山は自然が相手です。

山では何が起こるか分かりません。

明るいうちでしたら、いろいろと対応できます。

 

暗くなったら、対応できなくなります。

山の夕暮れは想像以上に早いです。

暗くなると、生命の危険が増すばかりです。

13時には下山開始です。(老婆心ながら)

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