熊本地震・一部損壊世帯に義援金10万円。
熊本地震の罹災証明書は4段階です。
全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。
半壊以上には、義援金の配布、低金利での融資、減免などの行政支援があります。
ところが、約80パーセントの一部損壊世帯には、
義援金配分も行政支援も全く何もありません。
被災世帯に対する支援のあり方が不公平だとの声があがりました。
そこで、一部損壊被災世帯にも、一律10万円の義援金配分が決まりました。
ところが、ところが、10万円の義援金を受け取るには、条件があります。
100万円以上の修理をした世帯だけなのです。
修理費が無くて困っているのに、100万円以上の修理をした世帯です。
100万円以上の修理をすれば、消費税を義援金で払います。の支援です。
熊日新聞をスキャン。
半壊以上の減免措置は・・・・・・・・。
1.固定資産税の減免
2.国民健康保険の減免
3.介護保険の減免
4.市県民税の減免
5.水道代の減額
6.災害見舞金の支給
7.義援金の支給
8.災害支援金の貸付
9.災害住宅の応急修理代金(576,000円)・・工事店へ直接支払い。
11.後期高齢者の医療保険料の減免
12.NHKの受信料も半年間 無料になります。
などなど、一部損壊と半壊以上では雲泥の差があります。
ブログにコメントがありましたので、無断でコメントのご紹介です。
※ コメント・1
あ^~やっぱり (つるんつるん仮面)2016-11-13
おはようございます。
一部損壊に義捐金出るかも?って熊日の記事を見てから新聞続報がないので
もしかしたら全くナシかもと予想しておりました。
配分委員会(?)って行政から渡された案を認証するだけの機関なのでしょうね…
高齢者世帯では100万円以上を支払えるって限られた世帯だけではないでしょうか?
税金も各種保険料金も減免はありませんし、不公平感だけはつのります。
公平に分配するって事より一部損壊世帯(その一部)に10万ずつ渡したって実績が欲しいのでは?
朝刊を読んで「フン、弱者切捨てはお手のもんだろ!」って高齢の父は はらかいて(怒って)おりました。
※ コメント・2
義援金の配分だけとは…トホホの行政ですね。 (のぼろっち)2016-11-13
初めまして。こちら FB にシェアさせていただきました。
県は全国からいただいた義援金の配分方法を決めるだけ。
行政独自の一部損壊被災者への助成は考えてないようですね。
ひどいもんです。
被災市民そっちのけでその市民が納めた血税250億円、
総額500億円以上もの予算を使って桜町駅前開発に注力する熊本市はもっとひどいけれど。
※ コメント・3
被災者格差…。 (K)2016-11-13
期待はしていませんでしたが、やはりでしたね。
義援金10万円頂くために100万円以上の修理とは…。
その修理費がないのに。
半壊以上の被災者との兼ね合いって…。
数点足りずに一部損壊の被災者も多いし、そもそも半壊以上は条件なし。
賃貸住宅居住者にも義援金があるのに。
不正や事務処理(公務員の残業手当など)も増えるんじゃなかろうか?と思います。
義援金配分委員会の連絡先はどこでしょうね?
抗議したいです。
※ コメント・4
Unknown (s)2016-11-15
一部損壊義援金10万。それも 100万以上の修理したひと? ?
だったら、その他の一部損壊の人は被災者扱いされてませんよね。
うちは、益城町在住で 一部損壊なんだけど 家の修理こそ あまりしなくていいが、
考えて下さい、 ライフLINEの復旧も 遅かったし 家の中は 悲惨なもの。
家具やら電化製品 その他 諸々で、大出費にくわえ
1月以上も 仕事にも行けず 残ったのは緊急貸付の20万の借金のみ。
なかには 賃貸に住んでた人は 2年間仮設に無料で 入れて喜んでるひといますよ。
そんな 被災者に格付けみたいなのが あっていいのかなー?
一律にして欲しい。
コメントを有難うございました。
全くその通りです。
修理費100万円が出せない人は、被災者ではありません。
下流老人の私は被災者じゃないのです。
こんな馬鹿な義援金の配分がありますか?
恵まれた人に義援金、修理費の出せない下流老人は被災者ではありません。
現役の頃は、知人の数倍は税金を納めてきましたが・・・・・・。