富田元治のブログ

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熊本地震・義援金配分の不公平

2016年11月03日 | 熊本大地震

熊本地震において、義援金配分、行政支援、の不公平を感じています。

熊本地震で、罹災証明書の存在を初めて知りました。

行政支援のあり方、義援金の配分方法も初めて知りました。

私と全く同じ思いのKさんからのコメントを無断でアップします。

Kさん、コメントを有難うございました。

 

義援金配分の不公平(K)

はじめまして。熊本地震被災者です。

熊本地震から半年以上たち、義援金配分の不公平を感じ、このページにたどりつきました。


自宅(持家)はビー玉が転がる程度に傾いています。

調査員の方からはよじれている…と言われました。

瓦もずれ、壁も亀裂がはいりました。それでも一部損壊判定でした。

行政支援はありません。義援金もいただけません。

 

修理代はかなりかかるでしょう。屋根や壁は家族や親戚と協力して修理しました。

さすがに家の傾きは修理できません…。行政支援はないので、そのまま居住しています。


対する知人。賃貸アパート居住。全壊判定。しかし倒壊はしていません。

家財道具等持ち出すことができました。

実被害はほとんどないにもかかわらず、義援金の支給あり。

各種税金の免除や減免。みなし仮設2年間無料…。

義援金でバイクを購入しています。

ほかの人で高級自転車、娯楽に使っているという話も聞きました。

 

今までいろいろな災害で義援金を送ってきましたが、

被災者になってはじめて不公平な配分を知りました。

 

本当に必要な人に届かない義援金…。

これからほかの被災地に義援金を送るのも考えてしまいます。

 

この実情を広めなければ、今後起こりうる災害の被災地でも同じことが続くでしょう。

一個人ではどこに伝えていいものかわかりません…。

取り留めなくコメントして申し訳ございません。

ブログなどをしていないので、発信する手段がなく、書き込ませていただきました。

 

Kさん、コメントを有難うございました。

全くその通りです。

分譲マンションの賃貸入居者を見ると不公平が良く分かります。

大規模半壊、半壊、のマンションは、全室、同じ認定です。

同じマンションでも被害の大きい入居者、被害の小さい入居者がおられます。

 

被害の大きい入居者は、わずかな支援では生活再建は大変です。

しかし、被害の小さい入居者は、言われる通りです。

高級乗用車、ブランド品、生活を楽しまれています。

 

賃貸マンション・半壊認定者は、

家賃9万円の賃貸マンションに転居、2年間家賃無料です。

その上、多くの減免処置もあります。いいですね~!!

 

地震保険加入者、家財保険加入者もいいですね。

うらやましい限りです。

 

一方、持ち家を無くし、

仮設住宅に非難されている被災者への行政支援はまだまだ足りません。

今のままの行政支援では、高齢者の生活再建は見えてきませんね。

私の生活再建も見えませんが。

熊本地震、税金の使い方を考える機会にしたいと思っています。

 

 

 

 

 

コメント (6)