平均年収186万円、日本に930万人いる「アンダークラス」。
4/23(火) 16:00配信 ※女性セブン2019年5月2日号。
日本はアメリカ、中国に次ぐ世界3位の経済大国にもかかわらず、
厚労省の調査によると、日本の「貧困率」は15.7%。つまり、6人に1人が貧困にあえいでいる。
貧困率とは、収入から税金や社会保険料などを引いた
「可処分所得」が全国民の中央値の半分に満たない人の割合のこと。
日本においては、245万円(2015年)の半分、
つまり可処分所得が年間122万円未満しかない人は「貧困」となる。
小泉改革以降も、正規雇用の人々は所得が安定していたのに対し、
非正規雇用の人々だけが取り残され、底辺へと沈んでいきました。
労働者階級の内部に巨大な裂け目ができ、
極端に生活水準の低い非正規労働者の新しい下層階級=『アンダークラス』が誕生しているのです」
(橋本さん)。
非正規労働者のうち、家計を補助するために働くパート主婦、
非常勤の役員や管理職などを除いた人たちを「アンダークラス」と呼びます。
「アンダークラスの数はおよそ930万人に上り、
就業人口の14.9%を占め、社会の一大勢力になりつつあります。
平均年収は186万円で、貧困率は38.7%と高く、
特に女性の貧困率はほぼ50%に達しています」(橋本さん)
仕事の種類は販売店員、給仕係、レジ係・キャッシャー、介護員・ヘルパー、
派遣の事務員、清掃員など、 マニュアル職、販売職、サービス職に多い。
平均労働時間はフルタイム労働者より1~2割少ないだけで、
アンダークラスの多くがフルタイム並みに働いている。
にもかかわらず、「非正規社員」という理由で、所得が圧倒的に低いのです。
日銀の調査によると、平成の半ばから「貯蓄ゼロ」世帯の割合が急激に増え 、
ほぼすべての世代で貯蓄ゼロの人が4割以上にのぼるという試算が話題になりました。
具体的に見ると、20代で61%、30代で40.4%。40代で45.9%、50代で43%と軒並み40%を超える。
超低収入に貯蓄ゼロ。日本はかつてない“貧困国”に陥っているのです。
アンダークラス ←クリック。(私のブログです)。
この国には、貧困はありません。勿論、移民もありません。
低賃金で働く出稼ぎ外国人労働者が、
妻子同伴で日本に出稼ぎにやって来ますが、
移民ではありません。技能実習生です。
働き方改革法の同一労働同一賃金法は、
出稼ぎ外国人の賃金と日本人のアンダークラスが同一賃金になる法律です。
正規社員と非正規社員は、同一労働ではありません。
したがって、同一賃金にはならないのです。
年収186万円以下の【アンダークラス】の労働者が増えるばかりです。
低賃金で、結婚もできず、まして子育てなど夢のまた夢です。
中高年は引きこもり、親の低額年金で生きています。
若者の死因のトップは自殺です。
この国には何でもありますが、夢と希望はありません。