室井佑月「少子化を止めたい」
※ 週刊朝日 2023年1月20日号
あけましておめでとうございます。
このコラムを書いているのは、2022年のクリスマス。
年の瀬の最後に書く話題、みなさんに新年に読んでもらいたい話は、これしかないと思いました。
「今年1~10月に生まれた赤ちゃんの数が速報値で前年同期比4.8%減となり、
年間出生数の概数が初めて80万人を割り込む見通しであることが20日、
厚生労働省の人口動態統計で分かった。
12月まで傾向が変わらなければ77万人台の可能性があり、統計開始以来最少となる。
国の推計は80万人割れを2030年としていたが、想定を超えるペースで少子化が進んでいる」
(2022年12月21日付新潟日報「出生数初の80万人割れ」という記事より)
「日本の将来推計人口」(2015年推計)によると、2115年の総人口は5055万5千人。
いいや、少子化は加速し進んでいるから、その時にはもっと人口は減ってしまうだろう。
今、政府はGDP比1%の防衛費5.5兆円を、
2%の11兆円に拡大することに躍起になっている。
しかし、このままでいけば100年後にはGDP比2%にしたところで、
防衛費は落ちる。
どう考えても、防衛費拡大より、
超少子高齢化対策に気前よく税金を投入すべきじゃないか?
世の中には、子を作る人と作らない人がいる。
欲しいけどできない人も、はじめから望んでない人もいる。
さらにいえば、パートナーを持つ人も持たない人もいる。
寛容な世の中を望むなら、どの意見も認められねばならないし、
どの意見も批判などされてはならない。
どれが正解かはない。どれもその人にとっての正解だ。
批判される覚悟でいうが、あたしは子を産んで良かった。
あたしという個人の人生の中で、いちばん良かった出来事かもしれない。
生きていれば、様々なトラブルに見舞われる。
そんな中、いっそ死んでしまいたいと思ったことも、
嫌がらせに対してこちらも鬼となり反撃したいと思ったこともある。
けれど、いつもあたしを人間でいさせてくれたのは、息子の存在だった。
それとあたしを愛してくれるパートナーと、友人たちがいるからだ。
息子の母であるあたしは、少しでも綺麗な存在でありたいと願う。
あたしを愛してくれる人たちにとって、愛するに値する自分でありたいと願う。
なにより、愛されつづけたい。
こんなことを書いても、超少子高齢化の歯止めにはならないだろうが、
親になることを迷っている人の背中を押したい。
もちろん、物質的な問題は、政治が支えろともいいつづける。
赤ちゃん、それは幸せの象徴。
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。
※ 週刊朝日 2023年1月20日号
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【人口減少を止めたい】 gangee 2022年12月21日。
人口減少・消滅国家ニッポン。
2022年出生数 80万人割れへ・・国の推定は2030年でした。
テレビは盛んに「少子高齢化」だと報道します。
現実は「人口減少」なのです。
「少子高齢化」、「人口減少」、正解は「消滅国家日本」です!
世界一の大富豪マスク氏が警告しています。
「明らかなことを言うようだが、出生率が死亡率を超えるために何かを変えない限り、
日本はいずれ消滅する。これは世界にとって大きな損失になるだろう」。
※ 何かを変えない限り・・・・竹中平蔵を国外追放しない限り。
派遣社員だらけで結婚もできない日本社会にしたのは竹中平蔵です。
「小泉改革」、ごく一部の富裕層に富を集めるために、
多くの労働者を、奴隷同様の低賃金労働者にしたのです。
少子化で労働力不足になると、
出稼ぎ外国人労働者を大量に受け入れたのです。
「技能実習生」と名前だけの低賃金出稼ぎ外国人労働者です。
当然、日本人労働者の賃金も出稼ぎ外国人労働者と同じ低賃金のままです。
「小泉改革」以降、低賃金の派遣社員だらけで、
物も売れず、日本経済は停滞したままです。
こんな政策を推し進めたのが、竹中平蔵です。
派遣労働者の山上哲也が、安倍晋三襲撃事件を起こすや否や、
竹中平蔵は、次は竹中平蔵の番だと思い、
即、人材派遣会社パソナの取締役会長を辞任しました。
竹中平蔵が創り出した「派遣社員」(いつでもクビにできる使い捨て社員)
だらけの自己責任社会で、子育てなどできるわけがない!!
テレビは、なぜ竹中平蔵を大学教授として報道するのでしょうか?
低賃金労働者だらけの国にしたのは、「竹中平蔵」です。
テレビは、戦後最大の極悪人・政商・竹中平蔵として報道するべきです。
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竹中平蔵を市中引き回しの刑に! その後、火あぶりの刑に!