社会で生きのびるために・・・熊日新聞「新生面」
「手仕事がどんどん無くなって、これからどんな時代になっていくのでしょうか」。
最晩年まで料理や裁縫を楽しんだ作家の故石牟礼道子さんは、
手仕事が失われていくことを憂いていた▶
かって手仕事は暮らしの基本にあり、人間の営みそのものだった。
今やほとんどが機械化され、仕事はもちろん、絵や文章、
アートの政策まで人工知能(AI)がやってくれる時代になった▶
在熊作家の坂口恭平さん(44)は時代に逆らうように、
あらゆるものを自分で作る。本を書く、絵を描く、
曲を作るといったことに加え、毎日の料理に使う野菜、
食器、革靴、セーター、バッグ、家具、ギターまで手作りする▶
創作することは、自身の躁鬱病の治療として始めた。
なんとまぁ~、生きずらい世の中なんでしょう~!
「小泉改革」が創り出した世の中です。
他人を蹴落とし、我がだけ生き延びる自己責任社会です。
自己責任社会の生きずらい世の中のせいで、人口減少がどんどん進みます。
政府もようやく、「異次元の少子化対策」・・・です。
「異次元」?? 何のことはない、税金をばら撒くだけの政策です。
「小泉改革」がぶち壊した労働法はそのままです。
夢も希望も持てない使い捨て労働者だらけのままです。
使い捨て労働者が、呼び名を変えて蔓延しています。
使い捨て労働者が、日雇い労働者、派遣社員、非正規社員、
そして、フリーランス、呼び名をどんどん変えて拡大し続けます。
このような社会はいかにして生まれたのかーーーーーーー。
世界に類のない「小泉改革」によって生まれました。