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墓じまい

2023-08-21 17:18:30 | 日記
両親の墓は札幌から50kmほどのところにあるのだが
かなり過疎化した地区で自家用車で行くしかない

義理の兄が他界し姉が免許返納 弟は免許なし
で 今となっては免許あるのがワシ1名・・
ということで墓じまいをして札幌の納骨堂に移すことになった

平成12年に母が亡くなった際に建てた墓で
まあその時すでに過疎化していたがあんまり先の事は考えずに
母の故郷であったこの地区にしたのだが・・
それから20年ちょっと
自分もそれなりの年になって・・今後この墓を守っていくのは
家の娘ふたりのみ・・(ワシの兄弟には子供がいない)
そう考えると 今のうちに移転しようと・・

まず町役場で改葬許可証 (お骨を他の場所に移転する許可)をもらう
とここで

元々私の父がこの墓地の使用許可を取っていたのだが
他界したあと ワシに使用許可を移転していなかったため
一旦 ワシが使用許可を申請し 許可証を発行してもらい
その後 改葬許可証をもらう段取りとなった
なので 1回では済まず 何度か足を運ぶはめに・・

あとは墓地って購入するのかと思っていたのだが
長期間の使用許可をもらうという事で所有はあくまで町なり市なりという事だった

さてちょっとね生々しい話だけど
かかった金額は
移転先の霊廟 約80万 墓の取り壊し30万 その他経費 お布施など10万
まあそれなりの金額だが 兄弟3人で分担して

霊廟に「振込ますね~」と言ったら 「カード決済でもいいですよ」との答え

ワシの頭の中 モンベルのカードで支払ったらポイントが付く・・
100万なら 1万円分のモンベルポイント
ということで ワシのカードで決済 
今回の手続きでは手間暇かかったのでこれくらいは許していただこう 笑

で・・・2023年8月20日墓じまい



ここは普通に熊出没場所・・
お経の最中 森の方から ガサガサと大きな物音
熊かと思って気が気じゃなかった でもいったいあれは何だったのだろうな
カード払いでポイントもらったので 両親が怒って・・・笑

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4 コメント

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お疲れ様でした (他人事では無い師匠)
2023-08-21 20:59:34
私の周囲でも、同じように墓仕舞いをされる方が数人いらっしゃいます。

お子さんが居る方もいらっしゃるのですが、やはり思うのは「子供に負担を掛けたくない…」と言う事のようです。

お墓が遠いと、どうしても通うのが大変になり、でも行かないとそれが心の重荷になり…

ただ、やはり経費の事を考えると簡単には決断できず、更に兄弟の考えが違うと揉め事になりそうだし…

昔は「亡くなれば、その家のお墓に入る」事が当たり前の様な気がしていましたが、これからはお墓の有無から考えなくてはならなくなるかも…

まあ、悪く考えればきりが無いので、とりあえずは生きている事を楽しみ、今を大切にして行きたいと思う若妻です~笑
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大江健三郎 (なか)
2023-08-22 09:38:30
母親が元気なころ 死んだら献体してくれと言ったことがありました

高校生のころ読んだ大江健三郎の死者の驕りを思い出し
暗いホルマリンだったかアルコールのプールに母親が浮かんでる姿を想像し
「死んだものはいいけど残されたものの気持ちとしてはやり切れないのでやめてくれ」と言ったことがあります。

献体はちょっと極端な例ですが 立派な葬式 とか 立派な墓っていうのは
残った者の自己満足的要素が強いのかなとも思ったりもします。

北海道は歴史が浅いので本州ほど 家とか自分の住んでる県にこだわりがないような気がします
本州の人と話してると 家柄とか住んでる場所にすごい愛着というかなんというか・・
県になる前は 藩だったので 他県は別の国的な感覚があるのかもしれません
そういう意味でお墓も単純には考えられない意味合いがあるのでしょうね。

ちなみに今回久々に弟に会ったら
「お兄ちゃん俺は 子供いないし葬式なんかやらずに献体しようかと思ってるんで」との事
うーん 個人の希望は尊重するけど それもまた・・・・
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難しいですね (同じ経験がある師匠)
2023-08-22 10:42:34
もっと若い頃に「私が先に逝ったら、葬式なんてしなくて良いから、目でも腎臓でも臓器提供して欲しい」と夫に言ったら、ものすごく嫌な顔をされました。
「本人は良いだろうけど、残された人の気持ちを考えて…」みたいな…
その頃はそこまで考えて無かったし、親も健在だったので、思いが至らなかったとは思います。

でも、今も似たような思いはあって、葬式で「では最後のお別れを…」と言われて、泣きながら花を入れられて…みたいなのはごめんだ…と言う気持ちはあります。

でも今は、残された人の気持ちもわかるし、とりあえず通常の様式で執り行う事が、先に逝く人間の責任でもある…とも思います。

結婚した当時、近所の方やお客様に「いなかはどちら?」と聞かれて「東京の世田谷です」と答えると、相手の方が…ちょっと「う……」となるのが面白かったと言う記憶があります~笑

その時に、初めて「神奈川県民が東京都に感じている思い」がわかりました。

もちろん、熱烈な東京愛を持っている方もたくさんいらっしゃるでしょうが、私の周囲では特に「都民」を意識している人は居なかったような…

ただ東京二十三区を縦横十文字に分けて、私は左下で生まれ育ったので、すごく狭い地域愛はあるかも~笑
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ブロッコリー (なか)
2023-08-22 17:17:31
そうですね~色々と考えてしまいますね
なんか 自分がそういう風になるのはまだまだ先のこと
みたいに考えてましたが だんだんそうでもなくなってきてますしね~

献体はちょっとハードルが高いとしても
臓器提供ならば人の役に立てるかと思いましたが
実際 60歳を過ぎてると無理っぽいですね~

話は変わりますが・・
そちらにはほうれん草の 柔らかい部分しか食べない貴族出身の方がいらっしゃるそうで
うちには ブロッコリーの先端の柔らかい部分しか食べない平民出身のおぢさんがいます 笑
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