オリンパスのE-M10が気になる

 正式にはOM-D E-M10の云うのだろうか。OM-DはEVF内臓の、オリンパスが云うところのミラーレス一眼カメラのシリーズ名で、機種名がE-M10と云う事なのかも知れないがOM-D E-M10が正式な機種名だとしたら長すぎる。

 その長い名前のOM-D E-M10が妙に気になるのだ。何故って、カッコイイじゃないか。古き良き時代の一眼レフのスタイルを残しながら、それでいて新しい。E-P1&2の、オリジナルPEN Fのデザインエッセンスを実に巧みに現代的に解釈したカッコよさを見てオリンパスのデザイン力の高さに舌を巻いたものだが、今度のE-M10も実に巧みだ。

 上手くデザインされているだけに単体で見るとその大きさが測りかねるのだが、カタログデータによれば119.1×82.3×45.9mmだと云うから相当小さい。124×98×75.5mmのニコンD3300よりも明らかに小さく、むしろ120.5×82.3×35.0mmのE-P2に近い。

 しかしなぁ、小さ過ぎて持ちにくいからとメーカー自ら外付けのグリップがオプションで用意されているのはいかがなものか。「底面のレバー操作によりグリップ部が外れ、電池、カード交換も簡単」なのは良いとしてもだ、「専用グリップ ECG-1(別売)により、ホールディング性が向上」と云う事は、これ無しではホールディング性がプアだと云う事だ。小さく作りすぎて操作性が損なわれたからオプションで対応と云うのは本末転倒だと思うぞ。

 キットレンズとしてE-M10と同時に発表された沈胴式標準ズーム、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZも良い。小さいボディのE-M10のメリットを生かすべくここまでコンパクトなレンズを開発したオリンパスの意気込みには頭が下がる。このズームは郷秋のE-P2にも実にピッタリではないかと思うのだが、そろそろE-P2もリプレイスの時期かも知れないなぁ・・・


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、火曜日に撮った三溪園の梅。

blog「恩田の森Now」
8・9日に撮影した写真を8点掲載いたしました。雪の恩田の森をご覧いただければ幸いです。
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