使い回し名人のホンダ

 ホンダが新型50ccスクーター「Dunk(ダンク)」を発表した。えっ、新型の原付を発表するのは12年振り?! 売れないから新型が出ないんじゃなくて、新型が出ないから売れなかったんじゃないかと思ったりしてしまうぞ。

 もう一つのビックリがその車名。「Dunk(ダンク)」って、わりと最近まで軽のライフに設定されていた、ドッカンターボ搭載モデルに付けられたサブネームだ。ホンダは二輪と四輪との間の車名の使い回しが異常に多いのだ。

 トゥディは軽の車名だったはずだけれど、いつの間にが原付になっていた(「Dunk(ダンク)」の12年前に発表された原付がトゥディだ)。四輪の販売台数トップの座をアクア、プリウスと争うフィットは、二代目シティのグレード名だった。

 手頃な大きさと値段とまずまずの走行性能で一世を風靡したインテグラは、数日後にバイク寄りの大型スクーターの名前として復活するようだ。ストリームは随分昔には近未来的な原付三輪スクーターだったが、今じゃぁワゴン車だ。すぐに思い出すだけでもこのくらいはあるぞ。

 まぁ、自社で持っているブランドだから自由に使えるのだろうが、一つの名前が二輪と四輪の間を行ったり来たりって、四輪・二輪のメーカー多しと云えども、両方やっているホンダくらいのものかな?

blog「恩田の森Now」
1月25日に撮影した写真を掲載いたしております。大寒過ぎの時期ではありますが妙に暖かくなった森の様子をどうぞご覧ください。先週末は森の散歩&撮影は出来ませんでした。どうぞ今週末をお楽しみに。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

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