オールド・ニコン(その4)F3+Ai 135mm F2.8S


 1980年に登場したオリジナルの F3(レンズはAi Nikkor 135mm F2.8S)です。2年後に登場したF3HP(HPはHigh Eyepointの略)が2000年の製造発売終了までF3を代表するモデルとなるが、F3HPはEyepoint を25mmとするために大きなペンタプリズムを使っているためにペンタ部が高くなってしまい、本来端正なF3のボディデバランスをいささか崩す結果となっている。

 ただし、ニコンのフラッグシップSLRはFからの伝統でファインダーは脱着式であることから、HP用のファインダーであるDE-3とトリジナルのEyelevelファインダーDE-2は自由にコンバートが可能である。郷秋<Gauche>所有のこのF3も入手した時点ではF3HPであったが、別途入手したDE-2を装着しF3(Eyelevel)となっている。

 ちなみに、DE-2とDE-3でのペンタプリズムの大きさの違いから45gの重量差がありファインダーを装着した状態でのボディ重量はF3の715gに対してF3HPは760gとなる。

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