唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
秋明菊
ひと月前に蕾を付けた鉢植えのものを買ってきて庭に下ろした秋明菊(しゅうめいぎく)の花がようやく咲き始めました。まだ花も小さく、花弁のように見える萼片も大きさがまちまちですが、以前から欲しいと思っていた秋明菊が我が家の庭で見られるようになり嬉しさも一入です。
秋明菊と「菊」の文字が付いておりますが、菊とは無縁のキンポウゲ科イチリンソウ属で、アネモネの仲間です。また、学名にはJaponica(Anemone hupehensis var. japonica)の名を頂いておりますが、実は中国原産と云われております。ヨーロッパから見ると中国も日本も同じようなものということなのでしょうか。
中国から日本に入ってきた時期は不明ですが、花壇綱目(江戸時代の園芸家、水野元勝の著書。1681年に刊行された日本最初の園芸書と云われ、200余種の花卉についてその形状や栽培法が書かれている)に秋明菊の名で記載されているとのことですから、江戸時代初期に既に一般的な園芸植物として日本に定着していたものと思われます。
横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」。ただいまは10月3日に撮影した写真を7点掲載いたしております。秋、本番を迎えた森の様子をご覧いだけたら嬉しいです。
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