唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
本日の名言(モノマフ公の庭訓)と小待宵草
遅まきながらウクライナの歴史を勉強しております。と云っても、新書版の「物語 ウクライナの歴史」(中公新書 黒川祐次著 2002年初版刊行とやや古いのが難点ですがここに来て大増刷なのでしょう、私が購入したのは第13版)を読んでいるだけですが(^^;。
その中で見つけた名言。キエフ・ルーシ公国の最後期を治めた名君ヴォロディミール(ウラジミール)・モノマフ(在位1113-25)の言葉「モノマフ公の庭訓」より。
「何よりも客をうやまえ。・・・・・よきにつけ、あしきにつけ、旅をする者はすべての国々に人の噂を広めるものであるから。 人に会ったら、かならず挨拶をし、やさしい言葉をかけよ。自分の妻を愛せ、しかしその言うなりになってはならぬ」
同書48頁<中村喜和編訳「ロシア中世物語集>。
前半は、なるほどその通り。来日客を大事にしなければならないことの意義が既にここに書かれている。「人に会ったら・・・」はい、その通り。そしてその最後、900年前のウクライナで語られた言葉は、今の日本でもそのまま生きる名言・教訓であるなぁ・・・
と云うわけで今日の一枚は、記事本文とは何の関係もない小待宵草(こまつよいぐさ。アカバナ科マツヨイグサ属)。
私が大好きな赤花夕化粧と一緒に田んぼの畔で咲いておりました。その名前の通り、私が知る限りマツヨイグサ属の中では草丈が一番低い(匍匐もするらしい)ですが、花径は赤花夕化粧と同じくらい。ご覧の通り花弁の色は多くのマツヨイグサ属と同じ黄色です。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月28日に撮影した写真を5点掲載しております。一気に夏がやって来たかと思うほどの陽気となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/e5a30eb1b4f92646622c56dcfd0898f5
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