唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
暑さ寒さも彼岸まで
もう幾度も書いておりますので「眼にタコ」かとは思いますが、9月も半ばだと云うのに連日の真夏日、「熱い」と書きたくなるほどの暑さが続いている横浜地方です。
「暑さ寒さも彼岸まで」と云う言葉がありますが、ここで云う暑さとはフツーに生活する分には汗をかくことも少なくなる夏日、つまり最高気温25度を超えることだと思うのですが、この先一週間も33度の予報が続いておりますので、今年の夏に限っては最高気温が30度以上の真夏日のことだと云うことになりますね。
春夏秋冬をさらに六つずつに分けた二十四節気によれば、今は秋めいて白露(はくろ。朝露の意)を結ぶ「白露」のちょうど中程に当たりますが、多少秋めいてはきていても一向に暑さは収まらず、暑さで云う限りは二十四節気一つか二つ分くらい季節がずれてしまっているような気がしてなりません。
しかしこの原因には人間が為す森林の伐採、都市化、特に地表の舗装、CO2の排出、冷房の排熱などがあるものと思いますので、つまりは厳しい残暑も自然との共存を忘れた人間の自業自得。人はもう、卜部兼好云うところの「夏をもって旨とすべし」、「自然をもって旨とすべし」(©︎2023郷秋<Gauche>)には戻れないのでしょうね。あな悲しや。
と云うわけで今日の一枚は、秋の気配は「ある」と云う証拠の一枚。今週末には右手の土手で彼岸花が真紅の花を咲かせているものと、今から楽しみにしているところです。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは9月10日に撮影した写真を6点掲載しております。厳しい残暑が続く中ですが、少しずつ秋が近いことを感じることができるようになった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
blog「恩田の森Now」
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