型番には「きり」がある

 Nikon(ニコン)がノンレフレックス(ミラーレス)一眼、Z7とZ6のマイナーチェンジ版登場の予告をしています。
https://www.nikon-image.com/

 ニコンのカメラの型番命名は伝統的に零もしくは1、あるいは小さい数字から大きな数字へと云う法則によっていました。

 つまり、フィルムのフラッグシップ機なら
F-F2-F3-F4-F5-F6
デジタルのフラッグシップ機なら
D1-D2-D3-D4-D5
 デジタルの入門機であれば
D40-D50-D60-D70-D80-D90(順番の前後あり)
 と云った具合です。

 時折登場するマイナーチェンジ版には「s」、高画素版には「X」、高速連写版には「H」が付いたりしましたが、型番の数字が大きいほど新しいモデルと云うのがニコンのモデル命名法でしたが、ついに「II」型の登場です。某C社とは違い「Mark II」とは云わず単に「II」です。「二型」なのか「ツー」なのか「に」なのか、何と呼ぶのか今の時点では???ですが。

 2年前にZ7とZ6が登場した時から、モデルチェンジ版の型式命名方がこれまでとは違うものになることは予想されていたわけです。だって、それぞれ数字が大きくなったら新旧のZ7が存在することになり、ややこしいことになってしまいますからね。2年前に、ようやくニコンも型番の数字には「きり」があることに気がついたのでした。

 いや、郷秋<Gauche>はまだZには行きませんよ。D860なのかD900なのかはわかりませんが、何者にも勝る素晴らしい光学式ファインダーを搭載したニューモデルが登場するのを待っております。厳しいカメラ業界、取り分けニコンの現状を考えると、そんなニューモデルが出るのか出ないのかわかりませんが。LPからCDに、フィルムからデジタルに切り替えざるを得ない時がきたように、一眼レフからノンレフレックス(ミラーレス)に切り替えざるを得ない時が来るまでは、「古いヤツ」だと思われても光学式ファインダー、DSLRで行きたいと思う郷秋<Gauche>なのであります。

 と云うわけで今日の一枚は、記事本文とは何の関係もない花水木の果実。

 横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」。ただいまは10月3日に撮影した写真を7点掲載いたしております。秋、本番を迎えた森の様子をご覧いだけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori

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#Nikon #ニコン #デジタルカメラ #デジタル一眼 #ノンレフレックス #ミラーレス #光学式ファインダー #DSLR #一眼レフ

コメント ( 2 ) | Trackback (  )
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コメント
 
 
 
Unknown (月下の走術師)
2020-10-04 10:09:10
ニコンはフイルムカメラの時代はフラッグシップモデルだけF+一桁数字で一般向けはF△(△は英字)、オートフォーカス機になってF-〇〇〇(〇は数字)という法則でしたね。FMは改良機が何代か出ていましたので2や3が使われました。
たかがネーミングですが各社色々な法則があって楽しかったです。キヤノンはやたら1を付けていたり、オリンパスはOM・ペンタはM・ミノルタはXでオートフォーカス機はαで今でもソニーで使われていますね。
一般向け工業製品としてはネーミングに拘る事は長年のファンを代替えさせるには良い方法ではないかと思います。それに比べるとクルマなんかネーミングだけではどんなクルマなのかわからない車種ばかりになってしまいました。
 
 
 
Unknown (郷秋<Gauche>)
2020-10-06 06:27:26
月下の走術師さん、コメントありがとうございます。。ドイツとフランスには番号が振られるだけで「名前」のないクルマがあります。日本にはそのようなメーカーはありませんが、二輪と四輪で名前を使い回すメーカーがあります。確かにメーカーによって違う命名法はそれぞれ特徴があり興味深いですね。
 
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