アマチュアカメラマンに50の質問(その5 / 最終回)

Q41.写真以外の趣味はなんですか?
チェリスト兼エッセイストです。嘘だと思う方はこのページの上にあるチェロの画像をクリックしてみてください。ただし人の前で弾かないので、ホントに弾くのか?との噂しきりであることも事実です。「プロだからギャラが出ないところでは弾かないのだ」と煙に巻いております(^^;。

Q42.定期購読しているカメラ誌はありますか?
ありません。ああいうのって読むとなにかいいことありますか?今時写真なんてどこにでもあるわけで、講評を読まないといい写真と悪い写真の区別がつかない様ではいつまでたってもうまくならないと思います。って、偉そうに言っておきましょう。
いいなと思う写真を眺めて、何ミリのレンズで撮ったんだろう、絞りは?シャッタースピードは?ライトは?とあれこれ想像を巡らすことがすごくいい勉強になります。カメラ誌は大体においてカメラや関連機材の広告が多すぎ、物欲を刺激されていけません。
写真集(女性の、ではありません。為念)は時々買います。グラビア雑誌なんかも写真のイメージトレーニングだと思って時間をかけて見ることがあります。

Q43.サイレンを聞いてカメラを持って走った事はありますか?
そんな「覗き趣味」はありません。

Q44.職務質問された事はありますか?
あります。大昔、借り物の Nikon F2500mmのレフレックスを付けて横須賀で機動隊を撮っていたら10人くらいの武装機動隊に囲まれた。怖かった!

Q45.絡まれた事はありますか?
これは写真を撮っていてということですかね。特にないですね。

Q46.予算も時間も無制限、さあ何処で何を撮りますか?
恩田の森で森のありようを撮ります。

Q47.次の休みの予定は?
勿論恩田の森に出かけます。

Q48.日本が戦場になりました、貴方が手にするのは銃?それともカメラ?
仮定が突飛に過ぎませんか?どちらかを取れと強要されれば、カメラを取るとは思いますが。

Q49.銀塩写真はいずれ無くなると思いますか?
なくならないでしょう、というよりはなくなって欲しくないですね。一旦は息も絶え絶えになるかも知れませんが、そんな時期を経て再び息を吹き返します。もっとも極少数のファンの間でということですが。これは「LP-->CD登場-->CD普及-->LP絶滅-->LP復活」の例からも明らかです。

Q50.貴方にとって「写真」とは?
自己表現方法の一つ。「言葉」と同じです。

お疲れ様でした。
はい、疲れました。そして、お付き合い頂きありがとうございました。

☆☆☆☆☆

 以上は「アマチュアカメラマンに50の質問」http://homepage3.nifty.com/rabbit-hutch/50q.htmに答えたものです。
 「ちょっと、どうかな?」と思う質問もありましたが全体としては面白かったですね。ただ「カメラマン」という言葉、少し前にも書きましたが私は余り好きではありません。カメラマン=写真を撮る人という意味なのでしょうが、このカメラマンと言う言葉には、写真を撮ることに主体性がなく、あそこに行ってあれを撮って来いと言われて撮っている人、というニュアンスを私は感じます。自分の自由な意思で写真を撮るのは写真家。それを職業としていない人の場合には写真愛好家という言葉が良いかも知れません。
 最近「写真作家」という肩書きを目にすることがありますが、これはちょっと大仰な感じがします。個人的には、カタカナにしただけで写真家とどこが違うのかと言われそうではありますが「フォトグラファー」という言い方が好きです。このことについてはこちらにもう少し詳しく書いておりますので興味を持たれた方はご一読ください。
 チェリスト、エッセイストにしてフォトグラファーの郷秋<Gauche>でした(^^)。


 アマチュアカメラマンに50の質問(その1)はこちら
 アマチュアカメラマンに50の質問(その2)はこちら
 アマチュアカメラマンに50の質問(その3)はこちら
 アマチュアカメラマンに50の質問(その4)はこちらです。


さて、今日の1枚は真夏を代表する花の一つ、百日紅(ヒャクジツコウ)。別名の猿滑(サルスベリ)の方がわかるやすいですね。勿論、百日紅と書いても「さるすべり」とも読みます。
コメント ( 8 ) | Trackback (  )
« アマチュアカ... ディスカバリ... »
 
コメント
 
 
 
おつかれさまでした☆ (guwa)
2005-08-09 09:50:37
50の質問、おつかれさまでした。これだけの数の質問だと、タイヘンだったことでしょう でも、ちょっとおかしな(?)質問もありましたが、自己内観ができそうですね。



ところで、「購読」に代わる言葉を探したのですが、思いつかず見つけることもできませんでした。なんと表現するのが適切なんでしょうね。シンプルに「読む」「見る」でしょうか。。。
 
 
 
こんばんは (やんやん)
2005-08-09 20:24:33
郷秋さん  

コメントありがとうございました。

恩田の森拝見させていただきました。

こんな都会の中にまだこんな豊かな森が残っていたのですね。

驚きをもって見ていました。

このまま残して欲しいと痛切に思います。

この場所を歩くと撮りたいものがたくさんあるのでしょうね。

一度ゆっくり歩いてみたいです。

 
 
 
Unknown (郷秋)
2005-08-09 22:03:24
guwaさん、こんばんは。



>「購読」に代わる言葉

ホントにないんですよね。ただ「読む」や「見る」では、なんか気が利かない感じがしてしまうのは私だけではないような気も・・・
 
 
 
Unknown (郷秋)
2005-08-09 22:03:56
やんやんさん、こんばんは。

地方ではごく当たり前の風景も、都会では貴重な財産となります。

毎週同じ道を歩いても歩くたびに違った表情を見せてくれます。木々が、草花が、畑の作物が待っていてくれるかと思うと行かないわけにはいかない、って感じになります。

昨年の5月から、もう70週くらい皆勤です
 
 
 
さるすべり (hana)
2005-08-09 22:15:06
郷秋さん、こんばんわ~。

別名:コチョコチョノキ・・・確かに面白いですよね!

どうも、新潟方面での呼び名らしいです。



http://www.niigata-nippo.co.jp/nogyo/garden/garden0716.html

地方によっては 呼び名が付いているところもあるみたいですって



千日紅も花の期間が長いみたいですね~。

でも、まさか1,000日では、休む暇無いですよね(笑)
 
 
 
コメントありがとう (珊瑚)
2005-08-12 17:13:33
ピンクのイソトマと白いイソトマでは花がほんのちょっと違うんですよね。

私は白いイソトマの方が好きです。



百日紅(さるすべり)って大好きです。

あちこちで色んな色の百日紅が咲いてて、うちの百日紅が咲かなくても十分楽しめます。

そうなんです。

おうちの百日紅、3本あるのですが、今年は何故か咲かないのです。

なんでだろう。淋しいな。
 
 
 
そうそう (珊瑚)
2005-08-12 17:15:10
千日紅(せんにちこう)って言う名前の花もありますね。



別名 坊主花

毎年は買いませんが気がむくと苗を買ってきて育てます。
 
 
 
Unknown (郷秋<Gauche>)
2024-07-21 10:37:19
20年も前のblogに、しかも自分でコメントするのもなんですが、「アマチュアカメラマン」と云う言葉、変ですね。
カメラマンは仕事として、しかも具体的に「あれを撮ってこい、この写真を撮れ」と云われて云われて写真を撮る人です。新聞社の写真係が一番イメージしやすいでしょうか。
誰かに指図さられることなく、自分の意思で撮りたいものを撮影するのが写真家(フォトグラファー)です。そしてその写真が売れる(買う人がいる)のがプロの写真家です。
つまり、アマチュア(素人)のカメラマンと云うのはありえず、アマチュア(素人)はすべて写真家と云うことになります。
カメラマンと写真家はまったく違うものなのです。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。