月には月の、星には星の明るさがある

　今朝の通勤のクルマの中で良い言葉を聞きました。

朝のまぶしい太陽のように
いるだけでまわりが明るくなる人がいる
そのまぶしさを、ふと自分と比べてしまったら
スイスの教育者、ペスタロッチの言葉を思い出してほしい
「太陽には太陽の輝きが、月には月の、星には星の明るさがある」

　ペスタロッチ（Johann Heinrich Pestalozzi /1746-1827）はスイスの教育実践家。フレーベル（Friedrich Wilhelm Fröbel/1782-1852）と比べると知名度は低いが、教育学を学ぶ者にとっては避けては通れぬペスタロッチ。かく云う私も学生時代には原典購読の授業で「隠者の夕暮れ」を学んだ。もちろん長田新訳の岩波文庫を隠し持ってのことではあるが。

「太陽には太陽の輝きが、月には月の、星には星の明るさがある」

　自分を人とを比べてはならぬ。羨んではならぬ。人には人の、自分には自分の良さがあるのだから、と解いた。自分の悪しきところを見つけることは易いが、自分の良きところを見つけつのは難しい。その良さを自覚し伸ばしていくのは更に難い。しかし、それを見つけ伸ばしてこそ自分らしく輝けるようになると云うことなのだと肝に命じた一週間の始まり、月曜日でありました。

　先の言葉は、DenkaのラジオCMで流れてきたものでした。
https://www.denka.co.jp/sustainability/design/

　と云う訳で、例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、森の出口で密やかに咲いていた水仙。

　blog「恩田の森Now」　https://blog.goo.ne.jp/ondanomori には3月6日に撮った写真を4点掲載いたしております。春到来となった森の花たちを是非ご覧ください。

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#ペスタロッチ #名言 #デンカのラジオCM