唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
山百合の種子鞘
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1月29日にご覧いただきました杜鵑草(ほととぎす。ユリ科ホトトギス属。種名は?)の種子鞘の写真をご覧いただきました。Facebookには「謎の種鞘」と書きましたが、その後いろいろ調べたり、教えてくださる方がおられたりで杜鵑草の種子が弾けたあとであることが判りました。
わかる限りで調べてみた結果、ユリ、スミレ、ツバキ、アサガオなどの果実は(例えばリンゴや桃のような)果肉がない乾燥果実、つまり蒴果でありこれを包んでいるのが種子鞘(しゅししょう。種鞘(たねさや)とも)。種子鞘は主として豆類の種子(大豆や小豆の果実には確かに果肉はなく、私たちはその種子そのものを食している)を包んでいる外皮のことを指す用語のようだが、既述の蒴果の場合にもそのように云うようだ。
今日ご覧いただくのは山百合(やまゆり。ユリ科ユリ属)の種子が零れた後の種子鞘。先日の杜鵑草とは異なり、上の写真は半年前にその場所で確かに山百合が咲いているのを確認しているので山百合であることに間違いはない。
上記はここ一週間ほどのにわか勉強で得た知識をまとめたものです。私は植物学の「植」の字も知らない素人ですので誤りがあるかとも思いますので、その折にはご専門の方からのご指摘、ご教示いただければ幸いです。
注:郷秋<Gauche>の独り言においては、植物の名称は漢字での表記を基本とし、その読み方を平仮名で付記いたしております。植物の種名(和名)はカタカナ表記とするのが正式であることは承知しておりますが、本blogが植物情報専門blogではないこと、漢字表記の方がその植物の成り立ち等を一目で知ることができることなどからそのようにしておりますことをご理解いただければ幸いです。
横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは2月1日に撮影した写真を4点掲載いたしております。厳冬期なのかはたまた浅春なのか判断に迷う二月朔日の森の様子をご覧いただけましたら大変嬉しく思います。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/27bc81b7b5b4823e93112c8e791f4e71
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