気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く26 その10 「らっしゃい大子百円街です!!」

2016年12月01日 | 大洗巡礼記

 スタンプラリー開始時刻の9時半に近づいた頃、カフェ「ゆらぎ」の店先に大洗曲松商店会の出店が準備されました。肴屋本店の大里さんたちが忙しく働いておられました。


 朝から動き回っていたガルパンファンの人々とは別に、地元住民の方々の姿も見られ始めました。めいめいが各店舗で買い物を始めていましたが、スタンプラリー用紙を持っている方はあまり見かけませんでした。百円で色々買えれば充分、といった風情でした。


 私自身は、既にスタンプ5個を得てスタンプラリーを完了する積りでしたので、抽選所に向かいました。この日の抽選者第1号となりました。抽選の景品は、上図の通りでした。


 さらに、30回目の開催を記念して、曲松商店会からの特別商品も準備されていました。


 ガラガラ回して、出てきたのは茶色の玉でした。係のお姉さんが慌てた口調で「わー、食パン当たりましたよー、食パン」と言い、隣のお兄さんも「ええっ」と驚いていました。その様子が異様だったので、私は、何か間違いがあったのかと思い、訊ねてみました。すると、お姉さんが恐縮の体で小声で答えてきました。

「実は、賞品の食パン、まだ届いていないんですよ、直に焼き上がりが届く筈なんですが・・・」
「食パンって、5枚とか6枚のパックのやつですか?」
「いいええ、まるまる一本ですよ。長さはこのくらい」
 言いながら両手の間を一メートル以上広げてきました。
「そんなに大きいんですか・・・。いや、その、それはちょっと・・・。自分は遠方から来てますし、この後もあちこち出かけますんで、そういう大きなパンはちょっと・・・。出来ましたら別の小さな賞品、何でもいいんです、手軽に持ち帰れるようなのに変更していただけませんかね?」
「それは、出来ますけど、でもお客さん、宜しいんですか、折角当てて下さいましたのに」
「それは大丈夫です。お構いなく。パンは他の方に改めて賞品として渡していただければ結構です」


 ということで、賞品は上図の駄菓子セットに変更していただきました。これなら鞄に楽に入りますし、帰りの列車でのおやつに食べてしまえば、荷物にはなりません。この日の午後には秋葉原のショップ巡りを予定していたため、荷物は極力作らない方向でゆきたかったのでした。
 とりあえず、「らっしゃい大子百円街」のスタンプラリーはこれで完了しました。時刻は9時35分でした。


 大洗曲松商店会の出店も賑わっていました。肴屋本店の大里さんたちがますます忙しく働いておられました。


 時間が貴重なので、すぐに近くの大子町観光協会へ行き、無料レンタサイクルの借りだし手続きをやりました。旧上岡小学校への道順と所要時間を尋ねると、約2キロ、約20分、との応答があり、観光地図とガイドをいただきました。


 国道461号線をひたすら進んで下さい、街区の北の分岐で左に行って下さい、と教えていただいたので、観光地図を見ながらその通りに進みました。


 街区の外に出て、のどかな田園地帯のなかの一本道を走りました。


 上岡橋を渡りました。川の名前は押川だそうです。観光地図によれば、橋の西側からが上岡地区になりますが、旧上岡小学校へはまだ距離があるのか、前方にそれらしき建物は見当たりませんでした。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする