塗装工程に進みました。まずサーフェイサーを薄く吹きつけて下地を作りました。
本塗装は、タミヤのミニスプレーのTS-46ライトサンドを使用して、軽く流しての吹き付けを三度繰り返しました。装備品がジャッキのみで、あとはタイヤを塗り分けるだけで済みます。
劇中車の車体色にほぼ一致するカラーで仕上がりました。
ジャッキ部分はミスターカラー28番の黒鉄色、タイヤ部分はポスカの黒で塗りました。
ジャッキを取り付けました。
車輪を取り付けました。
塗装後の組み立てが終わりました。
砲塔内の座席は55番のカーキで塗りましたが、砲塔をセットすると殆ど見えなくなります。
足回りの細部は色が分かれる可能性がありますが、ガルパン仕様では車体色に統一されている場合が多いので、全て車体色にしました。
ドイツ軍仕様で作ると、車外装備品や臨時の積載品も色々と付くでしょう。そして20ミリ機関砲が砲塔から突き出して空にも睨みをきかせるでしょう。ガルパン仕様というのは、色々と省略してしまいますから、出来上がりの印象はシンプルになりがちです。
ねんどろいどぷちの西住まほに登場願いました。逸見エリカもあれば、劇中の雰囲気に限りなく近づくことでしょう。
ちなみに今回は、車体に校章マークは貼りませんでした。劇中シーンを見る限りでは、貼られていないように思えるからです。
以上で、テレビシリーズ第5話に登場した、Sd.Kfz.222 四輪装甲車が完成しました。製作日数は、2016年11月13日から17日までの五日間で、組み立てに4日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりました。
今回は入手し易いタミヤのキットを使用しましたが、海外メーカーのドラゴンやホビーボス等からもキットが出ています。いずれを使っても、改造や修正のポイントはほぼ同じになります。全体としては作り易く、気軽に楽しめますので、戦車作りの間の息抜きに選んでみるのも良いかもしれません。