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波波伎神社の境内地にある福庭古墳の案内板です。古墳は本殿に向かって右側にあり、案内板の横から道をたどります。
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墳丘は円形ですが、現状では形がよく分からなくなっています。石室は南に向いて開口しています。羨道部分は長さが4.7メートル、幅が2.2メートルありますが、現状では大部分の天井石などが無くなっています。
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羨道部分と玄室とを区切る玄門は、板状に加工した巨石を左右にはめ込んで造られています。山陰地域の古墳ではよく見かける構造です。
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玄室の壁も大きな板石を組み合わせ、隙間なくピッタリと配置されています。古墳時代の終末期に属する遺構ですが、当時はすでに各地で仏教寺院が建設され始めていました。堂塔伽藍の基壇などを構築する際の切石加工の技術が古墳の石室にも応用されたのでしょう。
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上部では切石を壇状に重ねて巨大な天井石を支えています。先日の地震にも耐えて全く異状を見せていないあたりに、その優れた石組み技法がうかがえます。見事なものだな、と感心しました。以前に見た三明寺古墳の石室も同時期同工の出来です。
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玄門から外を見ました。黄泉の空間から現世へ戻ります。
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そして白壁土蔵群の町並みに戻ると、雰囲気は一気に「倉野川市」ムードに転じました。ひなビタイベントが既に始まっていました。
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全国から集まった「倉野川市民」および「ちくわ軍兵士」たちが行列を作って物販コーナーを目指していました。先日の地震にも希望を捨てず、宿のキャンセルもせず、震災復興応援にと駆けつけた若者たちでした。
これが全国に数個師団を数えるとされる「ちくわ軍」のパワーなのか、と感心させられました。
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物販コーナーは、桜まつりや打吹まつりの時と同じく、東仲町公民館に置かれていました。この形がどうやら定着したようですが、行列が出来るのは毎度の事なので、一ヵ所とせずに三ヵ所ぐらいに分けて販売を行ない、行列待機時間を減らす方向にもっていった方が良いように思います。
その方が、ファンの皆さんも時間をもっと自由に使えて町中散策やパネル巡りなどを楽しめるだろうと思います。
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元帥酒造さんの山形まり花パネルをとりあえず撮影して、それから近くの「集」の店先を見ていたら、偶然にもTさんと出会いました。以前に大洗へ一緒に行ったこともある、倉吉在住の知人です。
その後はそのまま一緒に街中巡りをやりました。
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新しいパネルがありますよ、とTさんに導かれて「くら用心」の中庭へ進むと、まず「ここなつ」の姉妹がチャイナドレス姿で並んでいました。ついに公式設定の「中華料理店ロンロン」のバイト姿が実現しましたか・・・。
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その横には、倉吉絣をまとった日向美ビタースィーツの五人が揃っていました。ラッピングバスで見かけたのと同じデザインです。これはイベント後より赤瓦一号館の入り口内に置かれています。
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土蔵ギャラリーにて「ひなビタ」関連の展示品を見物しました。上図は日向美ビタースィーツの五人の声優さんたちの寄せ書きです。
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個人的には、やっぱり纒お姉さんが良いと思います。この時は市役所のデスクから「くら用心」の入口内に「出張」してきていました。
ファンの方々が入れ替わり立ち代わり撮影しているので、その隙間をぬってパネルを撮りましたが、とにかく天気が良かったこともあり、大勢のファンで賑わっていました。後日に聞いたところでは、約1000人ぐらいが今回のイベントに集結していたそうです。 (続く)