12時過ぎに酬徳記念館を退出、旧校舎中央玄関口からお馴染みの階段を登って三階へ上がりました。上から音楽が流れてくるので、イベントに合わせて唱歌室でもライブをやっているのかな、と思いました。二人の娘さんは「完全にHTTの気分になれる」と楽しそうでした。二人とも、ウサギとカメの銅像を一つ一つスマホで撮りながら階段をのぼってゆきました。
まず会議室に入りました。お二人は「うわあ、ここ完全に部室だよ?そのまんまやん」と大喜びでした。隣の唱歌室から流れてくる演奏音が、程良いBGMになっているのも良かったです。
お二人は細かく見て色々指摘して楽しんでいました。机と椅子がアニメのと違うよ、ベンチにある色紙は2期OPの自己紹介のアレだよね、倉庫のドアの横にある食器棚があらへんやん、等と話し合っていました。奥のドアの向こうの、唱歌室ステージに通じるドアは、ライブ演奏のためか、閉じられていました。
黒板の落書きも相変わらず賑わっていました。上図には、マユさんが書いたコメントも写っています。
こちらのホワイトボードには、アイさんが書いたコメントも写っています。
唱歌室でのライブはこんな感じでした。講堂での有料イベントに参加しなかったファンは相当数居たようで、その殆どが集まっているようでした。マユさんの指摘によれば、歌っていた女性の一人は、平沢憂のコスプレでした。けっこう目立っていました。
演奏を聴きながら、アイさんが「もしかして、この部屋って、秋山澪ファンクラブのお茶会の部屋ですか?」と小声で尋ねてきましたので、大きく頷いておきました。
「部室」に戻って、ねんどろいど改造「わかばガールズ」の撮影にのぞみました。今度はお二人も並べるのを手伝ってくれて、意外と立たせるの難しいですね、と言いました。ねんどろいどは頭デッカチで重心が上にありますから、支持座があっても不安定になりますね・・・。
整列した5人を見て、最高ですよわかばガールズ、と連呼していたマユさん。私も気分は同じでした。この日の豊郷デビュー目指して、連日の改造作業を頑張ったのですから、感慨もひとしおでした。鈴木純の改造が一番手間取ったので、一時は間に合わないかもしれない、と思ったほどです。
あとは、楽器の再現もやらないといけませんね。次の豊郷行きの機会に、「わかばガールズ」の演奏姿をなんとか実現させてみたいものです。1月14日に間に合うかなあ…。
撮影中に、数人のファンが部室に入ってきましたが、その全員が必ず「わかばガールズ」にカメラやスマホを向けたのが印象的でした。こういったフィギュアの展示および撮影は、豊郷ではごく自然な、当たり前の行為の一つになっています。
その何人かは、ねんどろいどの列がHTTではなくて「わかばガールズ」であることにちょっと驚いたような表情をしていました。一人が「あずにゃんがセンター・・・」と呟いていたのが聴こえました。
マユさんは、拙ブログの記事にコメントを下さった方だけに、この「わかばガールズ」再現を一番楽しんでいたようです。「あずにゃん部長、頑張ってる感が良いです」とか「菫も直もカワイイ、次代の軽音部はこの二人が引っ張るんですよ」とか、とにかく嬉しそうでした。 (続く)