上図は、「最終章」第1話にて、無限軌道杯の試合を観に来た黒森峰女学園チームの面々です。7人が出ていますが、この7人で全員かは分かりません。左外にもう何人か居そうな雰囲気ですが、この7人全て、テレビシリーズで見た事がありますね。
いずれも学園の制服姿ですが、ひとりだけ帽子を被っています。戦車帽なのかどうかハッキリしませんが、戦車帽であれば、制服に戦車帽という、珍しい組み合わせになります。
周知のように、隊長の西住まほはドイツに留学ということで、試合には不参加となりました。それで副隊長の逸見エリカに後事を託して励ましていました。
そうすると、この無限軌道杯の試合に出場する黒森峰女学園チームは、逸見エリカが率いることになるのでしょう。7人の中央に立っていること自体、次期隊長らしさを感じさせます。
さて、逸見エリカと共に並ぶこの6人について、上画像右から順に見てゆきましょう。
一番右に立つ、最も小柄な人は、赤星小梅です。黒森峰女学園チームのメンバーの中で、西住まほ、逸見エリカに次いで名前が判明していた唯一のキャラクターです。
その搭乗車は、テレビシリーズでは不明でしたが、劇場版ではパンターG型でした。
右から二番目のメガネの人は、Ⅲ号戦車J型の車長です。氏名はいまだに明らかにされていません。
右から三番目の人は、マウスの車長です。氏名はいまだに明らかにされていません。
そして、中央の逸見エリカが実質的に隊長として最強の戦車部隊を率いることになります。頑張れ黒森峰、頑張れ逸見エリカ。とにかく黒森峰ファンとしては、大いに期待しております。
右から五番目の、逸見エリカとほぼ同じ身長の人は、ティーガーⅡの砲手です。逸見エリカが全幅の信頼を寄せる名砲手なのでしょう。テレビシリーズでの大洗女子学園との決勝戦では、アリクイさんチームの三式中戦車チヌを撃破しています。氏名はいまだに明らかにされていません。
右から六番目の最も背が高い人は、ティーガーⅡの装填手です。氏名はいまだに明らかにされていませんが、かなりの力持ちであることが、転輪をコロコロと軽快に転がす場面にも示されています。
ここで気づくのは、逸見エリカの搭乗車のクルーが二人も出ている事です。いずれも砲塔内にエリカと共に詰めているメンバーです。ガルパンにおいては珍しい描写であり、今後の逸見エリカの大いなる活躍が示唆されています。
そして一番左に居るのが、ヤークトパンターの車長です。ファンの間では「直下さん」とか呼ばれているようですが、本当の氏名は明らかにされていません。
あと、画面外にも何人か居ると仮定した場合は、上図のパンターG型の車長も含まれるてしょうね。
以上の顔ぶれから、逸見エリカ率いる黒森峰女学園チームが無限軌道杯の試合に参加させる車輌がある程度予想されます。ティーガーⅡ、パンターG型、Ⅲ号戦車J型、マウス、ヤークトパンターの5輌、ということになりますが、果たして第2話以降にどのような陣容で登場するのでしょうか。
黒森峰ファンといたしましては、ガルパンでは最強ランクに位置する、ドイツ機甲師団の末裔の勇姿をもう一度見てみたい、という願いがあります。隊長の西住まほが留学して不在であるうえ、替わってチームを率いる逸見エリカは、大洗女子学園との決勝戦に敗れた経験を持っています。おそらく、今までの黒森峰女学園のような戦い方はしないでしょう。
それでは、どのような戦い方をしてくるのか。次代の黒森峰女学園チームの見果てぬ可能性、というものがどのように描かれ表現されるのか。「最終章」ではそのあたりも触れられる筈、と大いに期待しております。色々と楽しみです。