2018年1月14日、「Mio’s BirthdayParty」の当日に豊郷に行きました。たまたま前日の13日に長浜への出張があり、14日に休みをいただいたので、京都に帰らずに近くの能登川に宿をとりました。朝9時の開館時間に合わせて行ったことが無かったので、今回の機会を生かしてみた次第です。
前夜に泊まった宿は「アズイン東近江能登川駅前」で、これまでにも近江八幡や彦根や長浜への出張の際によく利用しています。設備がよく、大浴場もあり、朝食もバイキング方式で楽しめるので、個人的には気に入っています。安土城探索や湖東三山巡礼の際にも利用したことがあります。新快速の停車駅であるJR能登川駅のすぐ横にあり、豊郷へは彦根経由で近江鉄道に乗り換えて40分程度で行けます。豊郷のイベント参加時に前泊で利用するにはお勧めです。
前夜から雪が降り、地域によっては積雪が5センチぐらいになったようですが、豊郷エリアは上図の如く、大したことはありませんでした。当日は気温も上がり、車道の路面凍結は長浜や彦根ほどに広がらなかったようでした。
彦根経由で近江鉄道を利用し、約20分ぐらいで豊郷に着きました。到着時刻は8時45分でした。
駅前から次の辻を右折すれば、いわゆる「登校路」のルートですが、その入口の角には平沢唯が居ます。木製のベニヤパネルなので、風雨にさらされて上端が腐朽しつつあるのは、仕方のないところでしょう。防水のためのコーティングとかは不可能なのでしょうか。
「Mio’s BirthdayParty」の案内ポスターです。豊郷でのイベントに公式は一切の関与をしてきませんでしたから、全てはファンと地元有志によって手作り、手探りで実施され、積み重ねられてきた経緯があります。ポスター類もチラシ類も、全てファンの手書きによるイラストで飾られています。公式絵がメインのガルパン大洗とは対照的であり、こちらの方がファンの情熱や愛情がストレートに伝わってまいります。
「登校路」の途中の店舗の施設内にも、過去のイベントの案内ポスターが並んでいました。上段中央に、今回のイベントの分もありました。
開館時間の9時に豊郷小学校に着きました。巡礼者やイベント参加者もまだ数人程度でした。
朝の9時台に来たのは初めてですが、やはり西面する建築なので、完全な逆光状態です。やっぱり午前中の時間帯は屋外でのフィギュア撮影には向いていないと思います。
今回も、目的はイベント参加ではなく、フィギュア撮影でした。前回は「わかばガールズ」の5人を連れてきましたが、その楽器製作がとうとう今回に間に合わず、次案の「HTTと「わかばガールズ」の9人全員を撮る」を実施することにしました。それが、予期せぬアクシデントに見舞われて頓挫するとは、この時は夢にも思いませんでした。
とりあえず、屋外での撮影地点の候補を探しました。芝生の雪化粧がいい感じでしたので、雪が解けないうちに一度撮ってみるのもいいかな、と思いました。ですが、全て日陰ですので、写真はみんな暗くなってしまいます。
酬徳記念館を背景にして撮る、というのはまだやっていませんので、後でチャレンジしてみようか、とも思いました。
講堂前での撮影は、過去に何度かやっていますので、今回はパスしました。そもそもイベントは講堂で行われますので、その時間になれば、大勢の参加者が行き来していて撮影どころではなくなります。私自身はイベントには関心がありませんので、今回も一般見学者として来ました。
ただ、昨年の「Tsumugi & Ritsu Birthday Party」、「Yui & Azusa Birthday Party」の当日にも行っていますので、今回の登校により、HTTメンバーの全員の生誕イベントに行き合わせたことになりました。
それで分かったことは、いずれのイベントも参加者の顔触れや人数がほぼ一緒である、ということでした。痛車もコスプレイヤーも常連ばかり、参加者の面々も殆ど見た事あるなあ、という感じでした。要するに、豊郷での「けいおん」関連イベントは、いまでは常連参加者によって支えられている、ということでしょう。
旧校舎群に入って、すぐに北側階段に移動してフィギュア撮影にとりかかりました。いつもの「部室」での撮影はこれまでに何度もやっていますので、今回はまだ撮っていないエリアを選びました。ウサギとカメのオブジェとフィギュアを一緒に撮る、というのが今回の撮影目的の一つでした。
その場合、人の行き来が多い中央階段、イベント会場の講堂への通路に繋がってこれも行き来の多い南側階段は、何かと不都合が多いので、あまり人の来ない北側階段しか、選択肢がありませんでした。
手始めに、踊り場のウサギと平沢唯を撮ってみました。なかなか良い感じで絵になります。
二階のカメと共に平沢唯を撮りました。窓の景色が白っぽく飛んでしまい、失敗でした。
そこでアングルを替えて上図のように撮りました。カメと平沢唯、です。カメの歩みのような、ゆっくりしていて着実な進歩をとげていった平沢唯の、様々なシーンが思い浮かんできて、なにか幸せな気分になりました。
撮影時、ねんどろいどを立たせるのに一苦労しました。御覧のように階段の手摺は水平ではなく、中央に盛り込みを付けたギリシアンスタイルなので、支持座をやや外寄りに据えて本体を支えないと、コロッと転倒してしまうのでした。下手すると転倒先が階段の下の一階部分、なんてことにもなりかねませんが、そんなことになったら破損は確実です。そうならないように注意し、撮った後に再び手に取るまで、気が抜けませんでした。 (続く)