鞍馬駅の駅舎内にあるスタンプ設置ポイントには、志摩リンのパネルがありました。愛車ビーノにキャンプ道具を積載してのツーリング中に一休み、といったスタイルです。
スタンプ台は、従来より観光記念スタンプ類が置かれていた場所にありました。上図の右側の2つが、鞍馬観光記念のスタンプです。左が「ゆるキャン△」のスタンプです。一般観光客の二、三人が持参のスタンプ帳に記念スタンプを押すついでに、「ゆるキャン△」のスタンプも押していました。
志摩リンのパネル、まったく素晴らしくて、持ち帰りたいぐらいです。
このパネルは、アニメ放送と円盤発売の案内も兼ねています。キャラクター名も声優名もしっかり表示されています。
ですが、スタンプは失敗しました。柔らかいスタンプマットの上で押したので、全面に押圧がゆきわたらなかったようです。
そこで、持参していたメモ帳にも再度押しました。机の上でしっかりと2度押しました。
今度は成功しました。大垣千明と犬山あおいのコンビです。スタンプラリーは二回やらないと特典缶バッジの2種類を揃えられませんので、翌5日にまたここに来て、しっかりとスタンプする積りでした。
鞍馬駅に滞在したのは20分足らずでした。昔の私なら、ついでに鞍馬寺へ参拝に登ったでしょうが、今は「ゆるキャン△」スタンプラリーに没頭中でした。とにかく出町柳へ戻って、残るスタンプ一つを押すことしか、頭にありませんでした。
帰りの列車は、叡山電鉄の名物である展望列車「きらら」でした。今回初めて乗りました。
車内は、このようにガラス面を多くとって眺望を最大限に確保しています。片側の座席は窓に面しており、ゆったりと景色を眺められます。
叡山電鉄が通る鞍馬、貴船エリアは、京都屈指の紅葉の名所として知られ、特に二ノ瀬から鞍馬までの間は紅葉のトンネルを抜けるような鮮やかな景色が楽しめます。そのための展望列車です。
出町柳駅に戻りまして、ホーム脇のスタンプ台に行きました。こちらには、各務原なでしこのパネルがありました。やっぱりなでしこちゃんは良いですな・・・。地元の各務原市で何かイベントやってくれませんかね・・・。
パネルをよく見ると、サインが描きこまれてありました。
各務原なでしこの声を演じる花守ゆみりさんのサインです。
イベント類の案内ポスターです。原作コミックスの第6巻が3月12日に発売されるようです。これは絶対に買います。
「ゆるキャン△」のテレビ放送は、近畿地方では京都のKBS京都、兵庫のサンテレビがやっています。あとはNHKのBS11だけで、聖地の山梨県や静岡県では地上波放送が実施されていないそうです。その代りにインターネットの動画配信サービスが幾つか実施されていますので、テレビを持たない私もそちらで視聴しています。
こちらのスタンプ台は、子供が遊んで押しまくったような状態でした。
スタンプは、志摩リンと斉藤恵那のコンビでした。これで三つとも揃いましたので、スタンプラリーの一回目は完了となりました。
販売品案内ケース内には、「ゆるキャン△」ファンならば誰でも知っている、挨拶する松ぼっくりが置かれています。なかなかやりますな、叡山電鉄。さすがに京阪電車の子会社だけあって、ノリノリです。
更に、原作コミックスには無かった、アニメ独自の「あつい」もしっかりフォローされています。楽しいですね・・・。
出町柳駅のインフォメーションにスタンプラリー台紙を提出して完了印を貰い、完了特典の限定缶バッジをいただきました。
これこれ、これが欲しかったのです。私が得た、初めての「ゆるキャン△」公式缶バッジです。今回のコラボ企画での特典の限定缶バッジは2種類あり、一回のスタンプラリーで1種類をゲット出来ます。2種類とも欲しければ、スタンプラリーを2回やる必要があります。
あと、ラッピング車輌の721号車を見て乗りたかったのですが、どこにも見当たりませんでした。インフォメーションで問い合わせたところ、なんとこの日は修学院駅の検査工場にて点検整備だとの事でした。道理で見当たらなかったわけだ、と納得しました。
それで、今日は完全にお休みですか、と訊いたところ、運行は夜になってからです、との返事でした。夜だと外観を撮るのは難しい気がしました。やっぱり昼間に乗らないと意味が無い、と感じました。
それで、翌5日の運行予定を聞いたところ、鞍馬線の二軒茶屋まての区間を往復運転します、との返事でした。時刻表を貰ってダイヤをチェックし、721号車の出町柳駅の発車時刻が一時間に一回程度であることを確かめました。明日はその時刻に合わせて2回目のスタンプラリーをやろう、と決めました。
とりあえず、この日はこれで完了としました。帰りに新京極のアニメイト京都店に立ち寄って、「ゆるキャン△」関連のグッズ類がまだ全然発売されていないこと、関連商品の予約販売も3月ぐらいから本格化すること、等を顔見知りの店員さんに教えて貰いました。
つまり、関連グッズは、まだ公式が2月からリリースしている品々しかなく、アニメイト等の協賛製品群はこれから展開されるわけです。あとは、原作コミックスの購入特典品しか出ていませんが、これらはアニメショップでの購入が条件でしたから、持っている方もあまり居ないようです。
要するに、アニメ放送もまだ第5話を終わった段階で、まだこれから、という状態です。イベントも今回の叡山電鉄のコラボ企画が初でしたから、聖地の山梨県においてすら、何もやっていない状態であるわけです。
アニメ化自体も、あまり雑誌等で触れられておらず、芳文社の「タイムきららフォワード」の読者しか知らなかったわけです。だから、現段階でアニメを観て大喜びしているファンの大半は、原作コミックスの愛読者であるのだろう、と思います。
かくいう私も、その一人です。2016年に原作コミックスを読み始めてファンになった頃は、まさかアニメ化されるとは思いませんでしたね・・・。 (続く)