「ざんねんないきもの事典シリーズ」を読むと、「世の中には、変わった生き物が多いんだなあ。」と熟思う。現在迄に同シリーズは7冊上梓されており、今回は最新作の「おもしろい! 進化のふしぎ やっぱりざんねんないきもの事典」を読んだ。相変わらず「へー。」と思わされる内容だったが、特に面白かった物を幾つか紹介する。① グンタイアリ集団で歩き乍ら暮らしており、ばらばらにならないのは、前の蟻が出す匂い(フェロモ . . . 本文を読む
1月25日付けの東京新聞(朝刊)の「都心 烏 激減」という記事によると、「東京都心に生息する烏の数が、ピーク時の約7分の1迄激減している。」事が判明したと言う。都市部の鳥類を調べている「都市鳥研究会」は、「1985年から5年に1回、都心有数の烏の塒が在る豊島岡墓地(文京区)、明治神宮(渋谷区)、国立科学博物館付属自然教育園(港区)の3ヶ所で、個体数を調べている。」のだが、昨年12月12日(本来は2 . . . 本文を読む
**********************************************************「仏・ペット・ショップでの犬や猫の販売禁止へ」(11月20日、TBS NEWS)ペットを守る為の第一歩となるのでしょうか?フランスの上院で18日、「ペット・ショップ等での犬や猫の販売を2024年以降、禁止する法案。」が可決されました。飼いたい場合は、ブリーダーからの直接購入か、保護団 . . . 本文を読む
************************************************ペットロス症候群:ペットと死別したり、ペットが行方不明になったり、盗難に遭ったりした事等を契機に発生する、疾患乃至心身の症状の事。************************************************10年前に愛犬が亡くなった際、酷いペットロス症候群に陥った。「こんな悲しい思い . . . 本文を読む
**********************************************************「中国で象の群れが謎の北進 環境の変化?道迷い?」(5月29日、朝日新聞)中国南部の雲南省で、亜細亜象の群れが、生息地の北限を越える様な謎の北進を続けている。5月下旬には、此れ迄象が現れた事が無い街に入り込み、住民が避難する騒ぎも起きた。警察等が餌で誘導する等して迂回を促しつつ、経過 . . . 本文を読む
4月23日付けの日刊ゲンダイに、“蝮咬傷”に関する特集が載っていた。「咬傷」は「こうしょう」と読み、「噛まれた傷」を意味する。詰まり「蝮咬傷」とは、「蝮に噛まれた傷」の事だ。江戸時代迄は“長虫”と呼ばれていたという蛇だが、日本に生息する蛇の中で毒が在るのは「蝮」、「ヤマカガシ」、そして「波布」の3種類だけなのだとか。もっと多いのかと思っていたので、意 . . . 本文を読む
**********************************************************「犬の多くが“右利き” 英チーム1万8,000匹を分析」(4月12日、テレ朝news)イギリスの研究チームは、「多くの犬が人間と同じ様に、所謂右利きで在る。」との調査結果を発表しました。リンカーン大学の研究チームは、「約1万8,000匹の犬が御八つを取る時に、 . . . 本文を読む
**********************************************************「雄雌で羽を食べ合う蜚蠊発見 根元迄・・・浮気防止?」(3月27日、朝日新聞)「沖縄の森林に生息する蜚蠊の一種が、雄と雌で互いの羽を食べ合う生態を持つ事。」を、九州大の大学院生・大崎遥花さんと粕谷英一准教授が発見した。「生物が異性の体を食べる行動は蟷螂等で知られていたが、両性が食べ合 . . . 本文を読む
**********************************************************「全ての珊瑚礁、消失の危機 今世紀中にと国連報告書」(2月6日、共同通信)「地球温暖化に伴う海水温の上昇により、今世紀中に世界の海で全ての珊瑚礁が消失する恐れが在る。」との報告書を、国連環境計画(UNEP)が5日迄に纏めた。「国際社会が化石燃料への依存を続けると、2034年には珊瑚礁 . . . 本文を読む
*********************************************************「病菌が操る『ゾンビ蝉』、腹部脱落した儘飛行 交尾で感染拡大」(8月4日、CNN.co.jp)「病菌に感染して心と体を操られ、『ゾンビ』と化して、仲間の間で感染を拡大させる蝉の集団が見付かった。」として、米ウェスト・ヴァージニア大学の研究チームが、学会誌に調査結果を発表した。同大学の発 . . . 本文を読む
**********************************************************「ボツワナで350頭以上の象が集団死。死因判らず、更に増える可能性も。」(7月2日、HUFFPOST)ボツワナで、350頭を超える象の集団死が確認されている。死因は判っておらず、「調査をしなければ、象の死は更に増える可能性が在る。」と自然保護団体は警鐘を鳴らす。イギリスの自然保護団体 . . . 本文を読む
*********************************************************「変な名前だと思う生き物ランキング」(3月11日、gooランキング)1位: オジサン(91票)2位: インターネットウミウシ(52票)3位: スベスベケブカガニ(50票)4位: パンケーキガメ(47票)5位: スベスベマンジュウガニ(45票)6位: アホウドリ/モモチョッキリ(43票) . . . 本文を読む
*********************************************************「亀は人類救う? 海水温予測“甲”上 計器着けデータ収集、成果」(12月19日付け東京新聞[朝刊])「海亀に温度計を着けて海水温のデータを集め、3ヶ月後の水温変化を高精度で予測する。」事に成功したと、東京大や海洋研究開発機構のチームが発表した。南米沖の水温が上が . . . 本文を読む
8年前、18年近く飼っていた犬が天に召された。話には聞いていたけれど、ペットを失ったショック、即ち“ペットロス症候群”は相当な物で、暫くは犬を飼う気にはなれなかった。ペットと言うよりも、家族の一員という意識が在るので、再び亡くなった時のショックを考えると、飼う事に怖さを感じたので。でも、一周忌を終えた辺りから、「犬が居ない生活」というのに寂しさを感じ出し、7年前に2匹目の犬 . . . 本文を読む
*********************************「チンパンジーも蟹好き 類人猿で初確認、京大」(5月30日、日本経済新聞)西アフリカ・ギニアの野生のチンパンジーが、小型の蟹を日常的に食べている事が判ったと、京都大の松沢哲郎特別教授(比較認知科学)等の国際チームが29日、国際学術誌電子版に発表した。チームによると、霊長類での蟹の採食は、水辺に棲む蟹食猿等で知られていたが、人に最も近 . . . 本文を読む