久し振りにじっくり観たけど、やっぱり面白い!!でもこのBOXちょっと高いなぁ~。
『仁義なき戦い』シリーズ。改めて観ると「ヤクザ映画」というより「青春群像劇」にしか見えません。やっぱり映画(小説や音楽も)は観る年齢や環境で大きく変わりますね。
今観ると権力闘争よりも友情や絆、矜持に意地みたいな部分に目がいっちゃいます。
そして深作監督のエネルギッシュな演出と、役者さんたちのギラギラした脂っこい演技のぶつかり合いが凄まじいです。サム・ペキンパーやウォルター・ヒル監督の映画に通じるものを感じます。
決して良い人なんて出てこないし、この世界に憧れもないのに何故か感情移入してしまうのは何故でしょう?