ペギー葉山さんがお亡くなりになられた。
渡瀬恒彦さんや、かまやつひろしさんなど、今年も昭和を彩った俳優や歌手がお亡くなりになられてる。失礼ながらこれからどんどんお亡くなりになられるのだろう。みなさん結構お年を召してきてるからね。
いちいちその度に「早すぎる」とか「先日お会いした時は元気だったのに」とか「これから・・・」ってコメントが溢れてるが、メディアは他に切り口ないのかね。取材する側が若い世代だと、故人のリアルを知らないからこうなるのかな。
ペギー葉山さんといえば「学生時代」。
蔦の絡まるチャペルで祈りを捧げたこともないので、いまいちこの歌に感情移入できないのだが、当時よくラジオで流れてたから知っている。
同時期によく流れてたのは、
「青春時代」森田公一とトップギャラン
「学生街の喫茶店」ガロ
「5番街のマリ−へ」「ジョニーへの伝言」ぺトロ&カプリシャス
なんか退廃的で、暗いイメージの青春を歌った歌が多いな。
書きながら思い出してるのだが、フォークソングも
「神田川」かぐや姫
「なごり雪」イルカ
「22歳の別れ」伊勢正三
「ひこうき雲」荒井由美
「わかれうた」中島みゆき
「傘がない」井上陽水
若い世代が若い時代を歌っているのだが、全体的になんか暗い曲が多いな。
前向きな歌は「結婚しようよ」の吉田拓郎くらいか。
「わかってください」因幡晃
「シクラメンの香り」小椋佳/布施明
「ふれあい」小椋佳/中村雅俊
「精霊流し」グレープ
「あなた」小坂明子なんてもう病んでるとしか言いようのない歌詞だ。
「喝采」ちあきなおみなんて、めっちゃ暗いもんな。届いた手紙には黒い縁取りがありましたって・・・。
「津軽海峡冬景色」石川さおりも聞くたびに寒くなる。これで竜飛岬って場所を知った。
「襟裳岬」森進一/吉田拓郎も寒いな。未だに襟裳岬ってどこにあるのかよくわかっていない。
別れの歌、友達が死んだ歌、やりきれない気持ちを歌った歌。
フォークもロックもポップスも演歌も、そんな歌が圧倒的に多いのは、70年代の若者は荒んでたのかね。感受性が強かったのかな。
「いちご白書をもう一度」荒井由美/ビリーバンバンがこの時代の終焉を歌っている。70年安保で疲れたのか?諦めたのか。
70年代は名曲が多い。
多いのだが、歌詞は結構ドロドロだし、メロディもマイナーコード。80年代の浮かれた8ビートの和製ロック、ポップとえらい違いだ。
たった10年の間に何が起こったんだろう。
四畳半に住んでた学生はフローリングの1LDKに住みだした。
下駄はスニーカー、制服はTシャツとジーンズ、日本酒はカクテルに変わった。
キスもできない純情恋愛は消え、ライトなセフレ感覚の愛がはびこりだした。
MTV世代でさえ、70年代はもう過去のもの。
ましてや2017年の今、こんな話をしても「レトロ」の一言で片付けられちゃうな。
でも俺は、この移り変わる時代を生きてきたのはちょっと嬉しいのだ。
幕末や、明治-大正-昭和とか、戦前と戦後とかと同じく、高度成長期ーバブル期ってのもすごい時代の変化なのだ。もちろん、昭和の終わりから平成ってのもすごい変化だ。それがリアルで見れたって凄くない?
生まれた時から携帯電話とスマホの世代に、赤電話の公衆電話知らないの?とか、昔は電話をお隣に借りに行ったんだとかいったところで、サザエさんとか男おいどんとかでも読んでない限り知らないだろう。電話番号を買うとか(あのお金はどこに行った?)もね。市外局番の意味さえわからないだろう。
ガチャガチャ回すテレビのチャンネルも、微妙なダイヤル回しでチューニングしてたラジオも、肝心なところで終わってしまうカセットテープも知らない。
CDはおろか、デジタルダウンロードの世代は、レコードに針を落とす時の緊張や、LPトEPの回転数を間違えてしまうレコードなんて知らなくて当たり前だ。
そんな昭和の時代の音楽。
音源はiTuneにかなり入ってるので、改めてペギー葉山さんの学生時代や、同じ時代の曲をiPodで聞いてみる。
やっぱりいい曲多いな。
でも、なんか変な気分。
ラジオで聞いた方が雰囲気出るのかな。デジタルじゃ味気ない気がする。
ところで気になったのだが、ペギー葉山って本名かしら?芸名?
なんか当時ってハーフみたいな名前つけてる人多いからわからないや。
ジャッキー吉川、フランク永井、キャロライン洋子、ジャニー喜多川・・・。流行りだったのかな。ジミー大西とかカールスモーキー石井とかはその流れかな。
よくわかんないや。
画像のレコードLP/EPはすべて俺の家にあるもの。
渡瀬恒彦さんや、かまやつひろしさんなど、今年も昭和を彩った俳優や歌手がお亡くなりになられてる。失礼ながらこれからどんどんお亡くなりになられるのだろう。みなさん結構お年を召してきてるからね。
いちいちその度に「早すぎる」とか「先日お会いした時は元気だったのに」とか「これから・・・」ってコメントが溢れてるが、メディアは他に切り口ないのかね。取材する側が若い世代だと、故人のリアルを知らないからこうなるのかな。
ペギー葉山さんといえば「学生時代」。
蔦の絡まるチャペルで祈りを捧げたこともないので、いまいちこの歌に感情移入できないのだが、当時よくラジオで流れてたから知っている。
同時期によく流れてたのは、
「青春時代」森田公一とトップギャラン
「学生街の喫茶店」ガロ
「5番街のマリ−へ」「ジョニーへの伝言」ぺトロ&カプリシャス
なんか退廃的で、暗いイメージの青春を歌った歌が多いな。
書きながら思い出してるのだが、フォークソングも
「神田川」かぐや姫
「なごり雪」イルカ
「22歳の別れ」伊勢正三
「ひこうき雲」荒井由美
「わかれうた」中島みゆき
「傘がない」井上陽水
若い世代が若い時代を歌っているのだが、全体的になんか暗い曲が多いな。
前向きな歌は「結婚しようよ」の吉田拓郎くらいか。
「わかってください」因幡晃
「シクラメンの香り」小椋佳/布施明
「ふれあい」小椋佳/中村雅俊
「精霊流し」グレープ
「あなた」小坂明子なんてもう病んでるとしか言いようのない歌詞だ。
「喝采」ちあきなおみなんて、めっちゃ暗いもんな。届いた手紙には黒い縁取りがありましたって・・・。
「津軽海峡冬景色」石川さおりも聞くたびに寒くなる。これで竜飛岬って場所を知った。
「襟裳岬」森進一/吉田拓郎も寒いな。未だに襟裳岬ってどこにあるのかよくわかっていない。
別れの歌、友達が死んだ歌、やりきれない気持ちを歌った歌。
フォークもロックもポップスも演歌も、そんな歌が圧倒的に多いのは、70年代の若者は荒んでたのかね。感受性が強かったのかな。
「いちご白書をもう一度」荒井由美/ビリーバンバンがこの時代の終焉を歌っている。70年安保で疲れたのか?諦めたのか。
70年代は名曲が多い。
多いのだが、歌詞は結構ドロドロだし、メロディもマイナーコード。80年代の浮かれた8ビートの和製ロック、ポップとえらい違いだ。
たった10年の間に何が起こったんだろう。
四畳半に住んでた学生はフローリングの1LDKに住みだした。
下駄はスニーカー、制服はTシャツとジーンズ、日本酒はカクテルに変わった。
キスもできない純情恋愛は消え、ライトなセフレ感覚の愛がはびこりだした。
MTV世代でさえ、70年代はもう過去のもの。
ましてや2017年の今、こんな話をしても「レトロ」の一言で片付けられちゃうな。
でも俺は、この移り変わる時代を生きてきたのはちょっと嬉しいのだ。
幕末や、明治-大正-昭和とか、戦前と戦後とかと同じく、高度成長期ーバブル期ってのもすごい時代の変化なのだ。もちろん、昭和の終わりから平成ってのもすごい変化だ。それがリアルで見れたって凄くない?
生まれた時から携帯電話とスマホの世代に、赤電話の公衆電話知らないの?とか、昔は電話をお隣に借りに行ったんだとかいったところで、サザエさんとか男おいどんとかでも読んでない限り知らないだろう。電話番号を買うとか(あのお金はどこに行った?)もね。市外局番の意味さえわからないだろう。
ガチャガチャ回すテレビのチャンネルも、微妙なダイヤル回しでチューニングしてたラジオも、肝心なところで終わってしまうカセットテープも知らない。
CDはおろか、デジタルダウンロードの世代は、レコードに針を落とす時の緊張や、LPトEPの回転数を間違えてしまうレコードなんて知らなくて当たり前だ。
そんな昭和の時代の音楽。
音源はiTuneにかなり入ってるので、改めてペギー葉山さんの学生時代や、同じ時代の曲をiPodで聞いてみる。
やっぱりいい曲多いな。
でも、なんか変な気分。
ラジオで聞いた方が雰囲気出るのかな。デジタルじゃ味気ない気がする。
ところで気になったのだが、ペギー葉山って本名かしら?芸名?
なんか当時ってハーフみたいな名前つけてる人多いからわからないや。
ジャッキー吉川、フランク永井、キャロライン洋子、ジャニー喜多川・・・。流行りだったのかな。ジミー大西とかカールスモーキー石井とかはその流れかな。
よくわかんないや。
画像のレコードLP/EPはすべて俺の家にあるもの。