2020東京五輪・パラリンピックのボランティアの募集が9月26日のpm1:00から開始された。
計11万人の人員確保を目指し、12月上旬まで応募を受け付けるらしい。
ブラックだのやりがい搾取だの色々言われてるが、心配しなくてもいい。これくらいの人数すぐ集まるだろう。
今の世の中には「人のために何かしてあげたい」っていう徳井な人が結構いるものね。災害地のボランティアなんかでも定員オーバーで断らなきゃいけないくらい集まってくれる。さすが困ったときはお互い様とか、向こう三軒両隣って文化のある国だな。挙句にただのボランティア好きな爺さんをスーパーボランティアと勝手にネーミングしてもてはやすくらいだもんな。
しかし世の中には文句は言うが自分は何もしないっていう輩も存在する。
あれこれケチをつけるだけつけ、じゃァ改善策があるのか?とか、現場で仕切るのか?といえば全くやらない。ただ文句が言いたいだけ。俗に言われる口だけ番長ってやつだな。
今回の2020TOKYOのボランティアを、連中はブラックボランティアだとか騒いでるけど、じゃァ、有料になったら参加するのか?って話だ。もし有料になっても「そんな僅かな金で参加させるなんてブラックだ」とか文句つけるだけで参加しないだろうな。ボランティアが集まってしまったら今度は「サマータイム導入反対!」「メダル作成のために貴金属集めてるのはまるで戦時中に逆戻りだ!」「野球を始めいろんなイベントの延期をさせるなんてナンセンス!」って続けるんだろう。
俺は3/29のブログで「タダほど高いものはない。東京五輪ボランティア募集案」というのを書いた。
この日のブログは2020年の東京オリンピックでのボランティア募集要項案が発表されたことについて書いた。この時点では案で決定じゃなかったのだが、結局あまり変わらなかったね。
大会ボランティア8万名
競技会場や選手村などで競技や運転など各種運営をサポートする「大会ボランティア」8万人。会場内の案内や競技運営のサポート、海外からの観光客や要人のアデンドなど9分野。
1,活動期間は大会期間中と準備期間中の10日間以上。
2,1日8時間程度
3,ユニフォームや活動中の飲食は支給
4,保険加入(有料か無料かは不明)
5,会場までの交通費や宿泊費は自己負担(これは1000円の交通費支給に変わった)
6,事前の説明会や研修(計2回)参加
東京都はこれとは別に3万人を募集する。
空港や駅などで観客の交通案内などを行う「都市ボランティア」3万人。活動期間は述べ5日間以上で5時間程度
この内容について「これで参加できる人がいたら余程の暇人か、もう定年退職した人か、はたまた就職活動の面接で『東京オリンピックでボランティアしてました』というための学生か」って書いた。そしてこれ以外に「都庁の人間や各競技団体の人、関連スポーツをしてる学生やOB、その家族なんかが駆り出されるのだろう」とも書いた。
実際そうなるだろう。
日本の行事は古来良くも悪くも善意で出来上がってる。
小学校の運動会やバザーなどの行事はPTAのボランティアで成り立ってるみたいなもんだ。
地域の盆踊りや祭りだって無料奉仕の近所の住民で成り立ってる。
マラソン大会やイベントなんかもそうだな。
それなのになんで今回の20202TOKYOのボランティアだけが騒がれるかというと、オリンピックがもはや「アマチュアの祭典」っていうお題目のイベントではなく、「営利目的の商業イベント」になってるからでしかない。
「予算たんまりあるぞーって石原さんが誘致提案して、猪瀬さんの時に決定して、舛添知事はなんもしなくて、小池知事になったら金がないって言い出してる。あの寄付金や、企業の協賛金はどこへ消えたのだ?」って書いた。
実際4000億の企業協賛金やスポンサーのお金が入ってくる。更にいろんな関連イベントでお金が入ってくるだろう。国立競技場の設計変更やロゴのやり直しで消えたお金を帳消しにして、更に利益を生むくらいのイベントだろう。
だからと言ってボランティアを有償にしなければならないということもない。ボランティアというからには日本の場合は無償だろう。海外のビッグイベントでは有償ボランティアというのが主流らしいが、日本はあくまでも有志、善意で動くという前提だからね。有償で動かすならちゃんとした専門の会社や団体に依頼するからね。
大会の組織委員会はこのボランティアに対し「無償なんだけど手伝ってもらえないかな?」なんて殊勝な気持ちはこれっぽっちもそこにはないだろう。「どうですか、あなたもこの歴史的イベントに参加しませんか。参加費は無料ですよ」ってな思惑だろう。
お金を払わなければボランティアが集まらないってことはないだろう。多分今回の募集人数はすぐ集まるだろう。こんな厳しい条件でもクリアできる暇な老人は結構いるだろうからな。その人たちはお金がもらえるとかもらえないとかよりも、参加したい、手助けしたいって善意なんだろう。運営側の思惑なんか関係ないんだろうね。
企業や協会から無理やり動員される人間は違うかもしれないけどさ。そしてお金がもらえないから参加しないって輩は、お金がもらえたとしてもどうせ参加しないから。
ちなみに先日インドネシア・ジャカルタで行われたアジア大会では日当が支払われたらしい。しかもその額は一般会社員と同額くらいのレベルだったらしい。
一方2018FIFAワールドカップロシア大会のボランティアは17040人のボランティア募集で17万人の応募があったらしい。無報酬だけど交通費、食事代、宿泊費は支払われたそうだ。ユニフォームやグッズも支給されたらしい。
俺が気になるのはボランティアが有償か無償かとかよりも、何かにつけて東京2020オリンピックに絡めた便乗がやたら多いことだ。
海外からの観光客のために標識を変えたり、禁煙店を普及させたり、民泊を許可しようとかね。
サマータイム導入とか、プロ野球のペナントレースの日程変更とか、施設が使えないとか、イベントの日時変更、挙句には会社の出勤時間や学校の授業に対しても色々変更を言い出してる。
アジア大会で活躍した選手すべてが次の目標は2020TOKYOオリンピックだと、言ってもいないのに憶測で報道される。テニスの大坂なおみも、果てはタイガーウッズまで利用する。
とにかく便乗が多すぎる。
だからもういっその事「TOKYO2020は営利目的の商業イベントです」って開き直っちゃったほうがいいと思う。
これによって海外からの旅行者をいっぱい集めるんだぁ。それによっていろんな施設や店、旅行関連会社が儲かるんだぁ。
このイベントでいろんな改革を便乗して一気に進めるんだぁ。それによっていろんな企業や団体が儲かるんだぁ。
これに便乗して新しい施設を作ったり道路を整備するんだぁ。それによっていろんな建設会社や関連会社が儲かるんだぁ。
これは国家挙げてのビッグプロジェクト=儲かるビッグビジネスなんです。
このイベントに参加しない人は余程の馬鹿か、下手すりゃ非国民ですよ。
これならすっきりするなぁ。
それでも俺はボランティアしないしだろう。
でも競技の放送やニュースは観るだろう。
莫大なお金と多大なる人員の労力を楽しむのだろう。
所詮他人任せのご都合主義。
なんと言われても結構だ。
計11万人の人員確保を目指し、12月上旬まで応募を受け付けるらしい。
ブラックだのやりがい搾取だの色々言われてるが、心配しなくてもいい。これくらいの人数すぐ集まるだろう。
今の世の中には「人のために何かしてあげたい」っていう徳井な人が結構いるものね。災害地のボランティアなんかでも定員オーバーで断らなきゃいけないくらい集まってくれる。さすが困ったときはお互い様とか、向こう三軒両隣って文化のある国だな。挙句にただのボランティア好きな爺さんをスーパーボランティアと勝手にネーミングしてもてはやすくらいだもんな。
しかし世の中には文句は言うが自分は何もしないっていう輩も存在する。
あれこれケチをつけるだけつけ、じゃァ改善策があるのか?とか、現場で仕切るのか?といえば全くやらない。ただ文句が言いたいだけ。俗に言われる口だけ番長ってやつだな。
今回の2020TOKYOのボランティアを、連中はブラックボランティアだとか騒いでるけど、じゃァ、有料になったら参加するのか?って話だ。もし有料になっても「そんな僅かな金で参加させるなんてブラックだ」とか文句つけるだけで参加しないだろうな。ボランティアが集まってしまったら今度は「サマータイム導入反対!」「メダル作成のために貴金属集めてるのはまるで戦時中に逆戻りだ!」「野球を始めいろんなイベントの延期をさせるなんてナンセンス!」って続けるんだろう。
俺は3/29のブログで「タダほど高いものはない。東京五輪ボランティア募集案」というのを書いた。
この日のブログは2020年の東京オリンピックでのボランティア募集要項案が発表されたことについて書いた。この時点では案で決定じゃなかったのだが、結局あまり変わらなかったね。
大会ボランティア8万名
競技会場や選手村などで競技や運転など各種運営をサポートする「大会ボランティア」8万人。会場内の案内や競技運営のサポート、海外からの観光客や要人のアデンドなど9分野。
1,活動期間は大会期間中と準備期間中の10日間以上。
2,1日8時間程度
3,ユニフォームや活動中の飲食は支給
4,保険加入(有料か無料かは不明)
5,会場までの交通費や宿泊費は自己負担(これは1000円の交通費支給に変わった)
6,事前の説明会や研修(計2回)参加
東京都はこれとは別に3万人を募集する。
空港や駅などで観客の交通案内などを行う「都市ボランティア」3万人。活動期間は述べ5日間以上で5時間程度
この内容について「これで参加できる人がいたら余程の暇人か、もう定年退職した人か、はたまた就職活動の面接で『東京オリンピックでボランティアしてました』というための学生か」って書いた。そしてこれ以外に「都庁の人間や各競技団体の人、関連スポーツをしてる学生やOB、その家族なんかが駆り出されるのだろう」とも書いた。
実際そうなるだろう。
日本の行事は古来良くも悪くも善意で出来上がってる。
小学校の運動会やバザーなどの行事はPTAのボランティアで成り立ってるみたいなもんだ。
地域の盆踊りや祭りだって無料奉仕の近所の住民で成り立ってる。
マラソン大会やイベントなんかもそうだな。
それなのになんで今回の20202TOKYOのボランティアだけが騒がれるかというと、オリンピックがもはや「アマチュアの祭典」っていうお題目のイベントではなく、「営利目的の商業イベント」になってるからでしかない。
「予算たんまりあるぞーって石原さんが誘致提案して、猪瀬さんの時に決定して、舛添知事はなんもしなくて、小池知事になったら金がないって言い出してる。あの寄付金や、企業の協賛金はどこへ消えたのだ?」って書いた。
実際4000億の企業協賛金やスポンサーのお金が入ってくる。更にいろんな関連イベントでお金が入ってくるだろう。国立競技場の設計変更やロゴのやり直しで消えたお金を帳消しにして、更に利益を生むくらいのイベントだろう。
だからと言ってボランティアを有償にしなければならないということもない。ボランティアというからには日本の場合は無償だろう。海外のビッグイベントでは有償ボランティアというのが主流らしいが、日本はあくまでも有志、善意で動くという前提だからね。有償で動かすならちゃんとした専門の会社や団体に依頼するからね。
大会の組織委員会はこのボランティアに対し「無償なんだけど手伝ってもらえないかな?」なんて殊勝な気持ちはこれっぽっちもそこにはないだろう。「どうですか、あなたもこの歴史的イベントに参加しませんか。参加費は無料ですよ」ってな思惑だろう。
お金を払わなければボランティアが集まらないってことはないだろう。多分今回の募集人数はすぐ集まるだろう。こんな厳しい条件でもクリアできる暇な老人は結構いるだろうからな。その人たちはお金がもらえるとかもらえないとかよりも、参加したい、手助けしたいって善意なんだろう。運営側の思惑なんか関係ないんだろうね。
企業や協会から無理やり動員される人間は違うかもしれないけどさ。そしてお金がもらえないから参加しないって輩は、お金がもらえたとしてもどうせ参加しないから。
ちなみに先日インドネシア・ジャカルタで行われたアジア大会では日当が支払われたらしい。しかもその額は一般会社員と同額くらいのレベルだったらしい。
一方2018FIFAワールドカップロシア大会のボランティアは17040人のボランティア募集で17万人の応募があったらしい。無報酬だけど交通費、食事代、宿泊費は支払われたそうだ。ユニフォームやグッズも支給されたらしい。
俺が気になるのはボランティアが有償か無償かとかよりも、何かにつけて東京2020オリンピックに絡めた便乗がやたら多いことだ。
海外からの観光客のために標識を変えたり、禁煙店を普及させたり、民泊を許可しようとかね。
サマータイム導入とか、プロ野球のペナントレースの日程変更とか、施設が使えないとか、イベントの日時変更、挙句には会社の出勤時間や学校の授業に対しても色々変更を言い出してる。
アジア大会で活躍した選手すべてが次の目標は2020TOKYOオリンピックだと、言ってもいないのに憶測で報道される。テニスの大坂なおみも、果てはタイガーウッズまで利用する。
とにかく便乗が多すぎる。
だからもういっその事「TOKYO2020は営利目的の商業イベントです」って開き直っちゃったほうがいいと思う。
これによって海外からの旅行者をいっぱい集めるんだぁ。それによっていろんな施設や店、旅行関連会社が儲かるんだぁ。
このイベントでいろんな改革を便乗して一気に進めるんだぁ。それによっていろんな企業や団体が儲かるんだぁ。
これに便乗して新しい施設を作ったり道路を整備するんだぁ。それによっていろんな建設会社や関連会社が儲かるんだぁ。
これは国家挙げてのビッグプロジェクト=儲かるビッグビジネスなんです。
このイベントに参加しない人は余程の馬鹿か、下手すりゃ非国民ですよ。
これならすっきりするなぁ。
それでも俺はボランティアしないしだろう。
でも競技の放送やニュースは観るだろう。
莫大なお金と多大なる人員の労力を楽しむのだろう。
所詮他人任せのご都合主義。
なんと言われても結構だ。
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