7日に小松政夫さんが亡くなられたそうだ。
肝細胞癌。新型コロナは関係ないみたいだ。
多分今の若者は俳優のイメージの方が強いと思うが、小松政夫さんは一世を風靡したコメディアンだ。
小松政夫さんとほぼ同期の伊東四朗さんも元コメディアンだ。
多分今の若者は全く知らないだろうが、あの『はぐれ刑事』シリーズの藤田まことさんも、コメディアンである。『必殺シリーズ』に出始めの頃はポスターのキャスト名のところに【藤田まこと(コメディアン)】と書かれてた(本当)。
小松政夫さんといえば「しらけ鳥音頭」。
この“しらける”という言葉を最初に全国区にしたのは小松政夫さんだろう。違ったらごめん。
ギャグを言った時にウケない=場がしらける=シーンとなる・・・、コメディアンにとっては地獄のようなシチュエーションを、音頭にしてしまったのが小松政夫だ。
これ書いてて、なぜかせんだみつおの顔がよぎったが、なんか関係あったっけ?確かに彼は何を言っても何を言ってもウケない特殊な芸人だけどさ。「電線音頭」の頃くらいはシンクロしてたっけ。
もう一人、9日に横山ホットブラザーズのリーダー・横山アキラさんが亡くなられた。
多分関西以外の人には馴染みないかもしれないが、ノコギリを使っての「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」は当時誰もが真似をしたものだ。
ピンクレディのヒット曲が流れたら今でも振り付けを完コピで踊れる女の人がいるように、この世代の男の人に箒を持たせたら西城秀樹になりきり、ノコギリを持たせりゃ「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」とやるはずだ。一度試してみてくれ。(どこでだ)
年末になると有名人がなぜか死ぬ。
高齢の方や、持病をお持ちの方とかもおられるので亡くなられても不思議ではないのだが、やはりなんか寂しい。
昭和が一つづつ消えていくようだ。
もう十数日で令和3年になるんだなぁ。今年は早かった。
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