徳丸無明のブログ

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ブルボン エリーゼ

2021-12-04 22:44:15 | 
今日は美しい女性(イメージ)です。




エリーゼと言えば「エリーゼのために」。子供のころ、保育園でクラシックの演奏会があったんですよね。幼いうちから一流の音楽に触れさせようっつー情操教育だったんでしょう。演目が「エリーゼのために」でした。女性のピアニストの方が来て、演奏を披露してくれました。
鑑賞を終えた僕は、「最後まで歌わなかったな」と思いました。情操教育なんてそんなもんですよ。
今日はお笑い芸人の話をしたい気分ですね。はんにゃについて話しましょう。
金田哲と川島章良(現・川島ofレジェンド)のコンビ、はんにゃ。「爆笑レッドカーペット」出演を機にブレイクしましたが、正直僕は当時、なぜあんなに人気があるのか謎でした。はんにゃより、しずるやフルーツポンチのほうがずっと面白いと思ってましたし(そういや最近、ネタ番組でフルーツポンチをまったく見かけませんけど、なんででしょうね)、例のズグズンダンなんちゃらゲーム、まったく面白いと思わなかったんですよね。だから今、『ゴッドタン』の「マジ歌」でいじられてるのがちょうどいいというか、お似合いだと思います。
あ、当時のはんにゃ知らない人のために一応説明しとくと、今のEXITくらい人気あったんですよ。2008~09年ごろでしたか。それこそもう芸人というよりアイドル的人気でしてね。キャーキャー言われてました。
今となっては信じられませんよね。でもそう考えると、EXITもいずれはんにゃのように没落してしまうかもしれないってことですよ。栄枯盛衰。諸行無常の芸能界。
とにかく当時のはんにゃは飛ぶ鳥を落とす勢いで、特に金田の人気が高く、歌だしたり、映画の主演を務めたりなんかもしてました。『私の優しくない先輩』でしたか、もちろん観てませんよ。
それから、なんの番組だったか覚えてませんけど、手相を見るコーナーがあって、金田には帝王線だか覇王線だかいう線があって、それは天下を取る人が持つ、とびきり幸運の手相と診断されたんですね。その手相診断には現実感がありました。金田本人も興奮して「天下獲るぞー!」って叫んでたんですけど、ほんとにお笑い界の天下を取りそうな勢いがあったんです。
しかし今、このザマです。今のはんにゃの姿こそが、彼らの正確な、等身大の姿であって、当時はよくわからない幻想によって何倍にも肥大した姿に錯覚させられていたのだと思います。
はんにゃの2人を実体以上に大きく見せかけていたもの、それは一体なんだったのでしょうか。僕はいまだにそれがよくわからないのです。
そして、もうひとつの謎。金田の「天下獲り線」。
これは、手相なんてデタラメだということなのかもしれませんけど、この先はんにゃが盛り返すかもしれない、ということでもあります。
あるいは芸人以外の仕事でテッペン獲る、ということなのかもしれません。金田が副業を始め、そちらで大成功を収める、ということです。なんか充分あり得そうな気もします。