今日は芋のBです。
以前は円柱形のカップに入ってましたが、いつの間にか箱入りに。じゃがりこと区別するためでしょうか。
じゃがいもは揚げればウマくなる。サクサク感を味わいましょう。
極道の話でもしましょうかね。みんな大好き、ヤクザの話。
僕は以前、イベント運営の仕事をしていました。野球やサッカーやコンサートなどが開催されたときに、会場で接客を行う仕事です。
ある日、ゴルフの仕事がありました。ゴルフ場で開催されたトーナメントの仕事です。
勤め先の会社には接客部門と警備部門がありまして、僕はずっと接客で勤めていて、ゴルフ場にも接客で行ったんですけど、警備の人たちも会場の監視のために来てました。んで、警備の人たちの間で、「オレは◯◯選手の知り合いだって言って入ってこようとするヤクザがいるから気をつけろ」って注意が回っていたんですね。
それを聞いて、「プロゴルファーにはヤクザの知り合いがいる人が多いのかな」と思いました。賞金だけじゃ食えないゴルファーが、ヤクザにタニマチになってもらってる、とか。それとも、ヤクザはウソをついて会場に侵入しようとしがち、ということだったのでしょうか。
上の人に詳細を訊かなかったので、真相はわからずじまいです。裏事情に詳しい方、いらっしゃいましたら情報提供お願いします。
またあるとき、バイトを探していた時期の話です。求人案内とか、タウンワークなどの求人誌をひたすら眺め、適当な仕事を探していました。
すると、西部ガスの募集が目にとまりました。事務や経理など、デスクワークの募集だったと記憶しています。その募集広告には、「西部ガスで安心安全なお仕事を!」というキャッチコピーが付いていました。
しかしその当時、西部ガスのビルに銃弾が撃ち込まれるという事件が起きていたのです(福岡の話ね)。社長は「心当たりはまったくない」と話していましたが、どう考えても利権絡みのヤクザのしわざです。
だから僕は、募集広告を見て、「何が安心安全だ!一番あぶねーじゃねーか!」と思ったのです。
事件が起きたのは、従業員がみんな帰った深夜帯だったようですが、仕事中に銃撃が起こるかもしれない職場など、そうそうあるものではありませんからね。
犯人逮捕の一報を聞いた覚えはないのですが、あの事件、どうなったのでしょうか。いまだ未解決のままなのでしょうか。詳細をご存じの方、いらっしゃいましたらお知らせください。
またほかのあるとき、某ファミレスに行ったときの話です。隣のテーブルに、ヤクザの一団が座っていました。
60か70代くらいのおじいさんと、50代くらいのおばさん、そして30代くらいの男の人が2人の、4人組でした。なんとなく聞こえてきた会話から、ヤクザであることがわかったのです。
おじいさんはおばさんに、「◯◯組が潰れたから、こいつらをウチで引き取ることにした」と説明していました。どうやら、どこかの組事務所がなんらかの理由でなくなって、それで行き場のなかった2人の男を、おじいさんが引き取った、ということだったらしいのです。おじいさんは組長か、幹部クラスだったのでしょう。
ですが、そのおじいさんと2人の男、まったくヤクザらしくない見た目をしていました。普通ヤクザであれば、人相悪めで、高いスーツやジャージを着ているものです。
なのに2人の男は、まったくさえない、しょぼくれた顔つきだったのです。いかつくない、というだけでなく、むしろ気弱そうな見た目でした。他人を威嚇できるようなタイプには見えなかったのです。
おじいさんのほうはいくらかヤクザっぽくて、いかついと言えばいかついという顔をしていましたが、それでも普通の人と大差ない程度でした。
服装も、よく覚えてはいないのですが、3人ともあまり高そうなものではなかったことだけは記憶しています。僕のヤクザに対するイメージがステレオタイプすぎるだけで、そのイメージから外れるヤクザだっていくらでもいる、というだけの話なのかもしれませんが。ちなみに、おばさんが何者なのかと、おじいさんとおばさんの関係は不明です。
4人組は、周囲を威圧することも、ハデに食い散らかしたりすることもなく、静かに食事をして帰っていきました。
あ、それとですね、ヤクザと言えば、「指つめ」ってあるじゃないですか。俗に言う「エンコ」ね。ヤクザが何か失態したときに、処罰として指の一部、一般的には小指を切断するっていうやつ。
あれって、できるだけ避けたいことだと思うじゃないですか。罰だし、痛いし、指なくなるし。
でも、須原一秀さんの『自死という生き方――覚悟して逝った哲学者』(双葉社)によれば、そうじゃないらしいんですよ。引用します。
私はあるヤクザから、小指を切断する習慣について聞いたことがある。それによると、「たいがいの場合金で済むのに、カッコつけでやっとるんや」ということであった。
つまり、一般市民は小指の無いヤクザを見て、「何かで失敗して、親分か兄貴分に責められて小指を切らされたのだなあー、可哀想に」と思っているかもしれないが、実はそうではなく、何かのチャンスに小指を切りたがっている連中が切るのであって、必ずしも追い詰められて切っているわけではないということである。
考えてみれば、それは当たり前のことである。と言うのも、何かの落ち度を償うためには通常は詫びと金で済むのであって、小指など切ってもらっても、親分であれ兄貴分であれ、なんの得にもならないからである。
しかし、場合によっては何時でも指を詰める覚悟があってこそ、親分・兄貴分・子分の厳格な序列社会の中で、単なる小間使いでも単なる忠犬でもなく、一人の独立した人間として、あるいは一人前のヤクザとして、主体的に生き切ることができるのである。したがって、「指詰め」は一人前のヤクザであることの免許証みたいなものであり、そのために、彼らは必要以上に指を切りたがるのである。
ホンマかいな?
しかしこれが本当だとすると、指をつめるということは、それだけ組に対して身を捧げているということになります。そのぶん、ヤクザとしてのハクがつく。忠誠のあかしになる。
逆に、組長や幹部は、できるだけ指つめをさせたくないのかもしれません。指つめをさせると、その組員への責任が深まるからです。指つめという忠誠心を示したぶんだけ、しっかり面倒を見ないといけなくなる。だから極力指つめを命じるのを避けようとするのではないか。
実際、どうなんでしょうか。
本筋の方、情報提供お待ちしています。
以前は円柱形のカップに入ってましたが、いつの間にか箱入りに。じゃがりこと区別するためでしょうか。
じゃがいもは揚げればウマくなる。サクサク感を味わいましょう。
極道の話でもしましょうかね。みんな大好き、ヤクザの話。
僕は以前、イベント運営の仕事をしていました。野球やサッカーやコンサートなどが開催されたときに、会場で接客を行う仕事です。
ある日、ゴルフの仕事がありました。ゴルフ場で開催されたトーナメントの仕事です。
勤め先の会社には接客部門と警備部門がありまして、僕はずっと接客で勤めていて、ゴルフ場にも接客で行ったんですけど、警備の人たちも会場の監視のために来てました。んで、警備の人たちの間で、「オレは◯◯選手の知り合いだって言って入ってこようとするヤクザがいるから気をつけろ」って注意が回っていたんですね。
それを聞いて、「プロゴルファーにはヤクザの知り合いがいる人が多いのかな」と思いました。賞金だけじゃ食えないゴルファーが、ヤクザにタニマチになってもらってる、とか。それとも、ヤクザはウソをついて会場に侵入しようとしがち、ということだったのでしょうか。
上の人に詳細を訊かなかったので、真相はわからずじまいです。裏事情に詳しい方、いらっしゃいましたら情報提供お願いします。
またあるとき、バイトを探していた時期の話です。求人案内とか、タウンワークなどの求人誌をひたすら眺め、適当な仕事を探していました。
すると、西部ガスの募集が目にとまりました。事務や経理など、デスクワークの募集だったと記憶しています。その募集広告には、「西部ガスで安心安全なお仕事を!」というキャッチコピーが付いていました。
しかしその当時、西部ガスのビルに銃弾が撃ち込まれるという事件が起きていたのです(福岡の話ね)。社長は「心当たりはまったくない」と話していましたが、どう考えても利権絡みのヤクザのしわざです。
だから僕は、募集広告を見て、「何が安心安全だ!一番あぶねーじゃねーか!」と思ったのです。
事件が起きたのは、従業員がみんな帰った深夜帯だったようですが、仕事中に銃撃が起こるかもしれない職場など、そうそうあるものではありませんからね。
犯人逮捕の一報を聞いた覚えはないのですが、あの事件、どうなったのでしょうか。いまだ未解決のままなのでしょうか。詳細をご存じの方、いらっしゃいましたらお知らせください。
またほかのあるとき、某ファミレスに行ったときの話です。隣のテーブルに、ヤクザの一団が座っていました。
60か70代くらいのおじいさんと、50代くらいのおばさん、そして30代くらいの男の人が2人の、4人組でした。なんとなく聞こえてきた会話から、ヤクザであることがわかったのです。
おじいさんはおばさんに、「◯◯組が潰れたから、こいつらをウチで引き取ることにした」と説明していました。どうやら、どこかの組事務所がなんらかの理由でなくなって、それで行き場のなかった2人の男を、おじいさんが引き取った、ということだったらしいのです。おじいさんは組長か、幹部クラスだったのでしょう。
ですが、そのおじいさんと2人の男、まったくヤクザらしくない見た目をしていました。普通ヤクザであれば、人相悪めで、高いスーツやジャージを着ているものです。
なのに2人の男は、まったくさえない、しょぼくれた顔つきだったのです。いかつくない、というだけでなく、むしろ気弱そうな見た目でした。他人を威嚇できるようなタイプには見えなかったのです。
おじいさんのほうはいくらかヤクザっぽくて、いかついと言えばいかついという顔をしていましたが、それでも普通の人と大差ない程度でした。
服装も、よく覚えてはいないのですが、3人ともあまり高そうなものではなかったことだけは記憶しています。僕のヤクザに対するイメージがステレオタイプすぎるだけで、そのイメージから外れるヤクザだっていくらでもいる、というだけの話なのかもしれませんが。ちなみに、おばさんが何者なのかと、おじいさんとおばさんの関係は不明です。
4人組は、周囲を威圧することも、ハデに食い散らかしたりすることもなく、静かに食事をして帰っていきました。
あ、それとですね、ヤクザと言えば、「指つめ」ってあるじゃないですか。俗に言う「エンコ」ね。ヤクザが何か失態したときに、処罰として指の一部、一般的には小指を切断するっていうやつ。
あれって、できるだけ避けたいことだと思うじゃないですか。罰だし、痛いし、指なくなるし。
でも、須原一秀さんの『自死という生き方――覚悟して逝った哲学者』(双葉社)によれば、そうじゃないらしいんですよ。引用します。
私はあるヤクザから、小指を切断する習慣について聞いたことがある。それによると、「たいがいの場合金で済むのに、カッコつけでやっとるんや」ということであった。
つまり、一般市民は小指の無いヤクザを見て、「何かで失敗して、親分か兄貴分に責められて小指を切らされたのだなあー、可哀想に」と思っているかもしれないが、実はそうではなく、何かのチャンスに小指を切りたがっている連中が切るのであって、必ずしも追い詰められて切っているわけではないということである。
考えてみれば、それは当たり前のことである。と言うのも、何かの落ち度を償うためには通常は詫びと金で済むのであって、小指など切ってもらっても、親分であれ兄貴分であれ、なんの得にもならないからである。
しかし、場合によっては何時でも指を詰める覚悟があってこそ、親分・兄貴分・子分の厳格な序列社会の中で、単なる小間使いでも単なる忠犬でもなく、一人の独立した人間として、あるいは一人前のヤクザとして、主体的に生き切ることができるのである。したがって、「指詰め」は一人前のヤクザであることの免許証みたいなものであり、そのために、彼らは必要以上に指を切りたがるのである。
ホンマかいな?
しかしこれが本当だとすると、指をつめるということは、それだけ組に対して身を捧げているということになります。そのぶん、ヤクザとしてのハクがつく。忠誠のあかしになる。
逆に、組長や幹部は、できるだけ指つめをさせたくないのかもしれません。指つめをさせると、その組員への責任が深まるからです。指つめという忠誠心を示したぶんだけ、しっかり面倒を見ないといけなくなる。だから極力指つめを命じるのを避けようとするのではないか。
実際、どうなんでしょうか。
本筋の方、情報提供お待ちしています。
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