徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

菓道 どんどん焼

2021-01-08 23:33:30 | 
どんどん焼こう、どんどん焼をね!




子供のころから食べてたやつ。シンプルなソース味が懐かしウマいスナック。
よしもと男前ランキングというのがあります(正確には、ブサイクも含めた「よしもと男前ブサイクランキング」)。これの2019年版でEXITの兼近が1位になりましたけど、りんたろー。も5位に入ってるんですよね。
これは「ライセンス井本現象」ですね。隣にいる男前に引っぱられてなんとなく男前に見えてしまうというね。りんたろー。はブサイクランキングのほうでも2位に入ってますけど、こちらのほうが真実でしょう。
あと2015年にはパンサーの向井が1位になってましたけど、僕はパンサーは向井より菅のほうが男前だと思うんですよね。皆さんどう思います?なんかそのへんの自分の感覚って、世間とズレてるような気もするんですよね。
それから吉本芸人じゃないけど、ナイツの土屋ね。地味だけど何気に男前だと思うんですよね。
なんかね、土屋ってダン・ヘンダーソンに似てる気がするんですよ。知ってます?格闘家のダン・ヘンダーソン。PRIDEに出てた人。
ダンヘンって、けっこう強いしわりと男前なのに、ずーっと地味地味って言われてたんですよね。なんででしょうね。華がなかったのか、試合に派手さがなかったせいなのか。ダンヘンはねぇ、ヒョードルにも勝ってるんですよ・・・。
実力があって見てくれもわりといいのに、なぜか地味と言われる、というところが土屋伸之とダン・ヘンダーソンは同じなのです。誰か同意してくれる人いませんかね。

しかしこの記事書くためにウィキペディアのよしもと男前ブサイクランキング見てみたら、もう辞めてしまった人とか、最近あんまり見かけない人の名前があって、懐かしい気持ちになったり、まったく聞いたことのない名前もあって、わりとお笑い好きの自分でも知らなかったりするんだなーって思ったり、いろいろ発見がありました。
もちろん「この人が男前?」とか、「この人がブサイク?」といった疑問を感じるのが一番で、やっぱ美的感覚は当然ながら人それぞれなんでしょうけど、ジックリ見てみるとけっこう面白いものです。
皆さんもよろしければご一読を。みんなでワイワイ言いながら見るのもいいでしょうね。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、じゃなくて雑感。
感染防止のために初詣の分散参拝が呼びかけられていましたね。んで禰宜さんだか神社の人が、「正月前に参拝してもご利益は変わらない。神様は受け入れてくださる」みたいなことおっしゃってたんですね。たしかに神道はだいぶ融通無碍ではあります。しかし神社関係者がそう言うのって、お賽銭その他の収入減らしたくないからじゃないかっていう気がするんですよね。金のこと考えて言ってんじゃねえかって。

7日に1都3県を対象とした2度目の緊急事態宣言が発令。菅ちゃんはなんかしぶしぶって様子でしたね。4人の知事に迫られ、逼迫した状況に追い込まれてやむを得ず、っていう感じで、やっぱこの人からはあんま責任感伝わってこない。
何かしらの規制がなければ感染者増で医療関係者が苦しむ。規制をすれば飲食店を中心とした接客業界が苦しむ。この「あちらを立てればこちらが立たず」の状況において、今は医療現場の負担を軽減する方向に舵を切った、ということですね。コロナ以外の患者もしわ寄せを食らっている現状では当然というか、やむを得ない判断でしょうが、しかし時短要請に従わない飲食店に処罰を加えるのはやめてほしいなぁ、と思います。それでなくても充分苦しんでるでしょうからね。
あと、前回の緊急事態宣言と比べると、1日あたりの感染者数が全然違ってて、状況の変化を感じますね。もちろん前回が騒ぎすぎていたと言うべきではないし、単純に感染者数の比較だけでものを言うべきでもないんでしょうけど。初回の緊急事態宣言があったから今回の宣言がスムーズに受け入れられる下地ができていたという利点もあるでしょうしね。前回はけっこう大騒ぎだったのに対し、今回はメディアも世間もわりと落ち着いてましたから。ただしそのぶん、危機意識が喚起されにくいという弊害もあるのかもしれません。

テレビじゃもうすっかりリモート出演が当たり前になりましたね。当たり前になって思うのは、なんで今までは収録スタジオに集合しなくちゃならなかったのか、ってこと。
たとえば東京の収録であれば、大阪の人は飛行機なり新幹線なりで東京まで来なくてはなりませんでした。それを当たり前のこととして、だれも疑うことがなかったのです。
しかし、どうでしょう。現在、リモート出演でもなんの問題もないことが明らかになりました。現地集合でなくてはならないというのは、単なる思い込みでしかなかったのです。たまの画面フリーズとか、会話の間がおかしくなるといった問題はありますが、目をつむっていい範囲でしょう。
なぜだれも疑問に思わなかったのでしょうか。これは日本人の、「みんながそうしてるからそうする」という、思考停止の右にならえ精神のなせるわざだったのではないでしょうか。
ですが、現地まで来なくても、リモート出演、もしくは電話出演でも充分成立することがコロナ以降証明されました。テレビのみならず、その他さまざまな業種でも「いちいち現地まで移動することの無駄」があらわになったのではないでしょうか。
もちろん直接顔を会わせることの重要性を忘れるべきではありませんし、効率ばかりを考えて無駄を全否定するのもよくないことです。無駄はけっこう大事だったりします。でも、必要もないのに変な固定観念によって囲い込まれてる無駄もある。
これまでの思い込みを排し、無駄な行為を改める。これはコロナがもたらした、数少ない利点のひとつと言えるでしょう。

RIZIN.26 観戦記

2021-01-01 22:04:51 | 雑文
明けましておめでとうございます。寒いですね、とにかく寒いですねということで的なRIZIN観戦記です。
去年までは2日開催だったのが今年は1日だけ。でも地上波放送の時間は変わらないし、特に不満はないです。


浅倉カンナ vs あい・・・ドM発言が一部の男をザワつかせていたあいちゃん。せっかく3Rにサイドポジション取ったのに、簡単に立たれちゃったのはなぜでしょう。

ミノワマン vs スダリオ剛・・・ミノワはもっと早い段階でRIZINに来ると思ってたんですけどね。ほかの団体との契約があったのかな。今44歳?よくやるよ。
僕は、PRIDE時代に実力以上に人気が出てしまったことがミノワの不幸だったと思ってるんですね。同階級の中では、トップクラスとまでは言えなかったミノワ。しかし個性的なキャラクターゆえ、絶大な人気を獲得しました。そんなミノワをPRIDEの中で延命させるには、「体はでかいけど総合経験のないアスリート」を対戦相手にする必要があった。そのため、ほかの選手が実力至上主義のリアルファイトを繰り広げているその横で、ミノワはひとり「モンスター退治路線」を歩んでいたのです。
これがミノワをおかしくしてしまったのではないか、格闘家としての感覚を狂わせてしまったのではないか、という気がしてならないのです。ミノワ本人がそれでいいと思っていたならとやかく言うことではないのかもしれませんけど。
んで試合ですけど、ミノワの入場とレニー・ハートの巻き舌コールひさびさに見れただけでもうわりと満足。PRIDE時代はトリッキーな戦い方してましたけど、今はスタンダードなファイトスタイルになってるように見えました。最後はなんかすっぱり斬られたというのではなく、グズグズっとしたかんじで負けちゃいましたね。倒れつつも頼りない手つきで足関狙ってたのには笑いました。ミノワが1本とってリアルスタンディングなんちゃらやるとこ観たかった気もしますけど、RIZINのこれからを考えたらこの結果でよかったのかもしれません。

シバター vs HIROYA・・・前から名前だけは聞いていたシバター。ユーチューバー兼プロレスラー兼総合格闘家ってことでいいの?公式HPでも参戦発表なしで、いつの間にか試合が決まってました。相手がHIROYAなのも、ミックスルールなのもよくわからん。単なるお笑い要員なのかと思いきや、わりと技術見せてくれましたね。最初にふざけた動きしだしたとき、自演乙戦の時の青木真也の真似すんのかと思いました。
腹が立つけど、「シバタ~シバタ~」っていう、昭和臭のするテーマ曲はクセになる。炎上軍は、ハッスルが健在だったら需要があったでしょうね。てんちむ対インリン様とかね。そういやインリン様のギャラ未払い問題はどうなったのでしょうか。

浜崎朱加 vs 山本美憂・・・浜崎は片足取られた時点ですでに腕掴んでて、アームロックへの流れを作ってましたね。左足を両足ではさんで回転を防ぎ、最後の体勢にもっていった。んで腕に警戒を集中させておいての洗濯ばさみ。アームロックにいけたらそれもよし、でも同時に首も狙うという二重の攻め。たしかに「コンフェッションズ」で元谷から洗濯ばさみ教わってましてけど、まさかこんなにすぐ実戦に活かせようとは。お見事。
美憂ちゃん、今46?何気に総合格闘家の最高齢かも。いっそのこと50までやってほしい。

五味隆典 vs 皇治・・・五味の参戦は喜ばしいんだけど、MMAじゃない、しかも相手が皇治、エキシビジョン・・・。うーん。
愛犬を連れてこれなかった五味ちゃん。メガネ・ハゲ・ヒゲ・・・その程度の言葉で人の尊厳は傷つくのでしょうか。
キヨが呼びかけても返事しなかったので、またクスリやってボーッとしてんのかと思いました。しかしキヨが格闘家としてデビューせずじまいだったのは、返す返すも残念な気がしなくもないような、どうでもいいような。

朝倉未来 vs 弥益ドミネーター聡志・・・前回の斎藤裕戦で、試合前にビッグマウスを叩かれ、試合後にも「言い訳が見苦しい」と叩かれていたみくる。ですが、アンチが多いにせよ、人の心を大きく揺さぶっているというのは事実なわけで、それだけでもファイターとして希少な存在と言えるのではないでしょうか(少なくとも商業面では)。メイウェザーがあえて嫌われ者となることで注目を集め、ビッグマネーを稼ぐファイターになっていったように。
オープニングでみくるのお友達のラファエルのかっこしてたドミネーターは煽り上手。でも入場曲がB'zなのはダサい。
みくるは自分の試合を終えたあとに海のセコンドにつくつもりなのか。だとしたら、ドミネーターがみくるを病院送りにしてくれたら海の戦力をいくらか削ぐことができるな・・・なんてことをぼんやり考えていた僕。それでなくても、みくるが負けたほうがカタストロフを感じられるので、ドミネーターの勝利を願ってましたが、このような結果に。斎藤に負けたことでアグレッシブさを取り戻したのなら結果オーライ。でも本当に30で引退するならもうあんまり観れない。今回は和田さんのストップが速かった。

那須川天心 vs クマンドーイ・ペットジャルーンウィット・・・榊原CEOが「天心の相手は絞り込んでるけどまだ決まってない」って大会の10日前に言ってました。こんなギリギリで、「カードは決まってるけど公にしてないだけ」ならわかるけど、「公表してないのではなく本当に決まってない」というのは、いくらなんでも選手に無茶させすぎでは・・・。いや、これはひょっとして戦略だったのでしょうか。天心にだけは前もって「クマンドーイが相手だよ」って伝えといて、クマンドーイには直前に伝えて、調整を万全にさせないようにした・・・とか。いや、推測ですよ。
あとひとつ気になったのが、アメリカから来た堀口は2週間の隔離生活を求められたわけですが、クマンドーイはどうだったのかということ。元から日本にいたのかな。
武尊がリングサイドに座ってたのは、対戦の布石ですよね?それ以外ありえないですよね?というか、これで天心と戦わないなんてことはあり得ないでしょう。ずーっと前から対戦を熱望されていて、でもなかなか実現しないからもう無理なのかとみんなが思い始めて、誰も「天心対武尊」を口にしなくなったタイミングでのこの展開。これはもうやるしかないでしょう。
クマンドーイが安易に横や後を向くから、そこ叩かれやしないかとヒヤヒヤしました。あと途中からほとんど右ミドルしか出してなかったので、「そんなんじゃカウンターもらっちゃうよ」って思ったんですけど、試合後に解説の小野寺力が「左ミドルしか出させなかった」と言ってたので、天心の動きによってほかの攻撃が出せなかったということなのかと思いなおしました。天心をリングに叩きつけたのがよかったですね。
試合内容よりも、試合後のなかなか外れないグローブが面白かったです。

朝倉海 vs 堀口恭司・・・また堀口が海にタコ殴りにされたら憂鬱な気持ちで年明けを迎えなくちゃならない・・・。ほんとに観たいけど観たくない試合でした。
試合前に堀口の笑顔が見られなかったので不安でしたが、勝ってくれてひと安心。心穏やかに年を越せました。堀口がセコンドに「イージー・ファイト」って言ってたけど、前回朝倉兄弟が堀口を徹底的に分析して挑み、狙い通り攻略したように、今回はATTが徹底的に海を分析して挑んだんでしょうね。遠い間合いからフェイント織り交ぜつつ急に距離を詰めてパンチ入れる、っていう従来のスタイルではなく、カーフキックですか。海の試合運びの中で、カーフを狙えるポイントがあることを見抜いて、そのタイミングで的確に当てていった、ということでしょうか。それにしてもこんなにあっさり決着するとは。
堀口が海に負ける前に「堀口幻想」が肥大していたように、「海幻想」も肥大していましたが、海だって戦い方次第では攻略できるんだということが証明されました。簡単にはマネできないでしょうけど。
ところで海は海外のMMAに行きたいって言ってますよね(UFCなの?)。堀口に勝ったら当然そのまま海外行ったんでしょうけど、負けたらどうするのかな、というのは試合前から気になってました。海にとって、現状のRIZINで戦いたい相手は堀口しかいないでしょうから、負けたけど海外移籍を選ぶのではないか、と予想しているのですが、どうなるでしょう。
国歌独唱にはGACKTを呼んでほしかった。綾小路翔が言ってた「ずっと口が開いたままで寿司詰め放題」ってのはオズワルドのネタ?

所英男 vs 太田忍・・・3年半ぶりの試合となる所。なのに相手が総合デビューの太田というのはもったいない気がする。元谷が所に対戦アピールしてたし、対元谷のほうが観たかったですけどね。でも年齢考えたら現役バリバリの選手より初心者が相手のほうが無難かもしれません。ジョージ所の「逆境ファイター」は相変わらずマヌケだけど、感動的でもある。
下からの蹴り上げもらっちゃうのが経験の浅さの表れ。太田はレスリング仕込みのタックルが武器だけど、所は下からの寝技があるからいくらテイクダウン取られてもかまわないし、むしろどんどん取ってくれ、って構えてたんでしょうね。そういう意味では相性が悪いというか、長所を急所にされてしまう相手だったと言えるでしょう。
太田の今後もだけど、所が来年も参戦してくれるのかが気になる。

元谷友貴 vs 井上直樹・・・どうしてもCEOから井上尚弥と間違われてしまう井上直樹。「いのうえなお」まで同じだからしょうがないのか。一部じゃ「井上尚弥出る出る詐欺」なんて呼ばれてましたけど。
テイクダウン取られても落ち着きはらった動き。長い手足が武器になっているのを感じました。個人的には元谷に勝ってほしかったんですけど、四天王の一角を崩したということで、井上はバンダム級の上位争いに食い込んでいくことになりますね。元谷は次、所とのグラップリングマッチなんかどうでしょう。

佐々木憂流迦 vs 瀧澤謙太・・・休場中に肉体改造に励んでいた憂流迦はたしかに体が大きくなっていましたが、プラスに働いていたでしょうか。筋肉量が多いのは必ずしもいいことばかりではありませんからね。
瀧澤は扇久保の次にウルカが相手って実にハード。期待の表れでもあるんでしょうけどね。鼻血を垂らす男前には色気がある。下から腕を振って首を取りに行く動きが変わってて面白かったです。負けちゃったけど、瀧澤はまだこれからの選手でしょう。
次は井上とウルカで試合して、勝ったほうがベルト=堀口に挑戦でどうですかね。


朝倉兄弟は去年末と同じように兄が勝って弟が負けました。赤パンが2人ともカーフキックで沈んだのは単なる偶然か。これから流行するのかな、カーフ。
生中継5試合はちょっと多いかな、と思ってました。せいぜい3試合だろうと。そのぶん放送できる試合数も少なくなるだろうし、またおかしな編集みせられるんだろうな、という予感がありました。でも今回はわりといい編集で、満足度も高めです。「この後にこの試合」の繰り返しはちょっとしつこかったですけど。
コロナのために海外選手を呼びづらい中、運営はマッチメイクに奮闘してくれたと思います。感謝。