徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

江崎グリコ プリッツ 旨サラダ

2021-03-12 21:59:32 | 
今回はポッキーと間違えそうで間違えないプリッツです。2連続プレッツェル。




すぐに口の水分なくなっちゃうやつ。子供のころはそんなことまったく気にせず食べてた気がします。男子ってのは単純だ!
スナック菓子の「サラダ味」はみんな塩味ですよね。これがなぜなのかっていう語源のトリビア聞いたことあるんですけど、忘れちゃいました。ご存じの方います?
本日は第25回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは手塚治虫の『きりひと讃歌』(全3巻・小学館)です。いろんな版が出てますけど、僕は文庫版で読みました。
はい、マンガの神様・手塚治虫。その膨大な作品の中から僕が選ぶイチオシがこの『きりひと讃歌』なんですねー。つっても全作品読んでるわけじゃないですけど。
手塚治虫には大人向けの社会派作品がいくつもありまして、『アドルフに告ぐ』とか、『陽だまりの樹』とか、『奇子』とか、『MW』とか、みんな傑作ぞろいですよね。なかでも『MW』は、主人公の結城美知夫のぶっ飛んだキャラクターまで含めて大好きなんですけど、一番を選ぶなら『きりひと讃歌』になりますね。
あ、大人向けの手塚作品と言えば、もちろん『火の鳥』や『ブッダ』や『ブラックジャック』なんかも好きですよ。でもそれらはすごくメジャーだからあえて挙げるまでもないかなと思いましてね。
人間が犬のような姿に変わってしまう「モンモウ病」という奇病を研究していた小山内桐人。しかし自らも病に侵されてしまい・・・とまあ、そんな感じのあらすじですけど、正直だいぶ前に読んだっきりで、ほとんど内容覚えてないんですね。でも傑作であることは間違いないです、はい。とにかく一度は読んでください。
でね、僕は主人公桐人の友人の占部がすごい好きでしてね。性格陰湿なところとか、桐人に影みたいに寄り添って主体性弱いところとか、なんかもう愛さずにはいられないキャラなんですよね。マンガの好きなキャラベスト10に入ります。
キャラによって魅力が高まってるマンガなんですね。そんな作品あるでしょ?

んで繰り返しになりますけど、僕は『MW』も好きでしてねぇ。映画化されてますよね、『MW』は。玉木宏主演で。正直「これ映像化して大丈夫なの?」って思いましたよ。ストーリーえぐいから。
観てはいないです。原作が好きだと、映像作品のほうは絶対に原作より劣る、っていう意識がどうしてもぬぐえないんですよね。
わかってくれます?その気持ち。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
神奈川県の黒岩裕治知事が促進している「マスク会食」。黒岩さんは、時短要請に応じた飲食店に支払う協力金の支給条件への追加も検討しているようですが、なんかあれって、旗上げゲームみたいですよね。
マスク外して、一口食べて、マスクつけて、マスク外して、一口飲んで、マスクつけて、の繰り返し。それが「赤上げないで白下げる」っていう旗上げゲームみたいだな、って思ったのです。旗上げゲームに失敗がつきもののように、マスク会食もマスクしたままビール飲んじゃったりするでしょうね。

コロナが世界中に拡大して以降、公共の場でのマスク着用が世界の常識になりました。んでその結果、マスクゴミも急激に増えているそうです。プラスチックゴミが海洋を汚染しているように、マスクゴミが環境汚染を引き起こしているとのこと。
最近、コンビニで無料配布してるプラスチック製のスプーン(およびフォーク)の有料化が検討されている、との報道もありました。プラスチックゴミ削減の取り組みの一環だそうです。
しかしマスクゴミにせよプラスチックゴミにせよ、適切に処分せずポイ捨てや不法投棄することによって発生しているはずです。プラスチックが存在することそれ自体が問題なわけではない。
前にレジ袋が有料化されたときにも感じたんですけど、ゴミを正しく処分しないヤツらのせいで割り食ってるな、って気がするんですよね。プラスチックもマスクも、きちんと焼却処分すれば環境を汚染することなんかないはずです。それが、ポイ捨てをする輩のせいで海を汚してしまっている。
その挙げ句がレジ袋とプラスチックスプーンの有料化ですよ。だから、「ポイ捨てしてるヤツらのせいで余計な金払わなきゃいけなくなった」っていう気持ちになっちゃったんです。
もちろんゴミだけが問題なのではありません。省エネのため、石油資源の消費を抑えるためという目的もあります。ひいては地球温暖化にもつながってくる。だからまあ、レジ袋もプラスプーンも削減すべきではあるのでしょう。
でもなんだかなぁ、って思わずにはいられないんですよね。僕がせこいだけでしょうか。
ちなみに海を汚染しているマイクロプラスチックですけど、今や多くの魚介類が口にしていて、人間はその魚や貝を食べることで、間接的にマイクロプラスチックを体内に取り込んでいるのだそうです。
うーん、アイロニー。これが避けがたい現実。皆さん、プラスチックを食べて生きていきましょう。

R-1グランプリ2021 感想

2021-03-08 22:07:57 | 雑文
気温もだいぶ高くなり、寒さに凍えることもなくなりつつある今日この頃、皆さんいかがお過ごしですかのR-1グランプリ感想文です。
一新されたMCと審査員の平均年齢はだいぶ若くなり、テーマソングにCreepy Nutsを起用するなど、大会名の表記と芸歴10年以内というルールの変更以外にも、「リスタート」という印象が強く打ち出された大会となりました。

個別の感想は以下の通り。
まずはファーストステージから。


マツモトクラブ・・・復活ステージからの進出となったマツクラ。幼馴染から告白される男と思わせておいて実は妄想、警察から職務質問を受け、妄想のセリフと職質のセリフが一致する、というネタ。実にうまい。マツクラのネタって、作品全体のまとまりだとか、ストーリー性のほうが優先されて、面白さが2の次になっちゃってたりすることが多かったんですけど、今回はちゃんと面白さ優先になってました。「いくよ」という女性の名前が古臭いなと思ってたら、最後の「行くよ」につなげるためだったんですね。

ZAZY・・・髪の毛のピンク、だいぶ色落ちてたね。大一番の直前に染めようと思わなかったのかな。
フリップが4面あって、どんな仕掛けかと思いきや、それぞれ春夏秋冬のエピソードで分けられているという構成。不思議な話の途中でリズムが起こり、そのリズムに合わせてより不思議な展開になっていくという、ZAZYの定番スタイル。変な登場人物がツッコミを入れたり入れられたりしたのち「なんそれ!」でフィニッシュ、というのもこれまで通り。
なので、ZAZYを知ってる人からしたら、今まで観てきたネタが反復されてるというか、過去作をつぎはぎしたネタというふうに感じたでしょうが、そのままでは終わらず。春夏秋冬のリズムをリミックスしてEvery Little Thingの「出逢った頃のように」を歌い上げるというラスト。
うーん、やっぱり奇才。個人的にはいらすとやのフリー素材使ってたのが面白かったです。
今回から審査員が100点満点でジャッジする形式になりましたけど、古坂大魔王の99点は当分の間抜かれないんじゃないでしょうか。

土屋・・・高校の自転車競技部のインターハイ。ひとり言をつぶやいていたら田原俊彦のモノマネになっていた、というネタ。クセのあるしゃべりのせいで、最初「田原俊彦」が聞き取れず、「ダーアトシッコ」って言ってるのかと思いました。このネタの場合、モノマネのレベルはあまり高くないほうが面白いんでしょうね。たぶん60~70点ぐらいがちょうどいいんでしょう。
笑いとしてはだいぶゆるいというか、仲のいい友達同士でふざけあってるときにやりそうなネタ。万人ウケするけど、そのぶん大きな笑いにはなりにくいんじゃないでしょうか。あと、トシちゃん知らないっていう若い人けっこういるでしょうから、他の人のモノマネにしといたがよかったかもしれません。

森本サイダー・・・天然ボケのせいでせっかくの出会いをふいにしちゃうダメ男のコントが始まり、このままいくのかと思いきや、素に戻ってコントの解説を始める、という2段構成。
その狙いはすごくいい。ただ、「こう思ったヤツいるだろ」という指摘の内容を、もうちょっとひねったものにできなかったかな、と思います。今里のことなんか何も知らない地方の人間には、「何があんねん」って言われてもピンとこない。泣き崩れる場面のセリフは工夫が足りないというか、もっと面白くする余地があると思います。最後にそりかえったとき、おいでやす小田みたいになってましたね。

吉住・・・『となりのトトロ』のようなハートフルストーリーと思わせておいて、仲良くなったはずの化け物パプーが村を襲う、という悲惨な話。吉住のネタは基本的に「哀しみ」を題材に作られてますけど、これはちょっと悲劇の度合いが強すぎ。人が殺されちゃったらあんまり笑えない。やっぱり怪物を射殺することにしました、っていうオチもねぇ・・・。もっと長尺でやったらドラマ性とか深みが出るネタなのかもしれませんが。
「哀しさ」と「笑い」のバランスをどうとるのか、っていうのをもうちょっと考えてほしいです。「R-1はけっこうメチャクチャやっていいって聞いた」って言ってましたけど、「お笑い」を逸脱しちゃったら元も子もありません。

寺田寛明・・・知らない芸人と思いきや、一度観たことありました。ただ、どこで観たかが思い出せない。「にちようチャップリン」か「ネタパレ」だったと思うんですけど・・・。
英語を直訳ではなく、いかに日本人の感覚にピンとくるように意訳するか、というフリップネタ。変則的なあるあるネタとも言えます。実に知的で、ヒューマン中村に近いものを感じる。最後のThat's allも訳してほしかった。個人的にはもっと高得点でよかったと思います。

かが屋 賀屋・・・作家の台本届ける編集者(?)のネタ。電車に駆け込み乗車しようとして乗り遅れ、その後も不幸が続き、息切れが治まらない。そのためずっとハァハァ言ってるんだけど、それなら「落ち着こう」というセリフを入れず、ハァハァの変化だけで表現してほしかったです。後半でチラリと背中を向け、お尻が破れていたのを気づかせるさりげなさは絶妙。本人は最後まで破れに気づかないほうが面白いんじゃないでしょうか。
前々から思ってたんですけど、かが屋のネタって、面白さよりもリアリティが上回っちゃってることが多々あって、そこが玉に瑕な気がしてたんですね。でもこのネタはちゃんと面白さ優先になってました。

kento fukaya・・・3面のフリップを使ったネタ。しかしZAZYの後だったために、インパクトが薄れてしまいました。3面使っているのも、「遅刻しそうな男女の出会い」と「人類の進化と思いきやゴリラが立っただけ」以外は必然性がなく、1面でやっても変わりないな、と思いました。ラグビー部員の首の太さのリアリティがちょっとだけツボ。

高田ぽる子・・・おじいさんのとれてしまった乳首を買いに行く、という奇想天外なネタ。ゆるーい音楽に合わせてところどころ歌いながら展開するおかしな世界。合間に入るリコーダー演奏もいい味。幼い見た目が芸風とよくマッチしています。好きになっちゃいました。
芸歴2年でこの完成度。「恐ろしい子・・・!」(白目になりながら)
高田ぽる子は今大会最大の収穫。みんなも名前を覚えておこう。

ゆりやんレトリィバァ・・・会社の上司が怒りながら周囲にツッコミちらしていく、というネタ。なんか延々オヤジギャグ聞かされてる気分。OLさんは普段こういう気持ちでいるのだろうか。ひとつひとつのツッコミワードはゆるいけど、観葉植物に執拗にツッコむところはよかったです。ロッカーに植物が入っていたのは、ツッコんでる本人が前日に仕込んでおいたのでしょうか。


続きましてファイナルステージ。


かが屋 賀屋・・・彼氏の帰宅後にガマンしていたおならをしたら、彼がまた戻ってきて・・・というネタ。別れ際のセリフとか、バイバイのくり返し方とかは、さすがのリアリティ。かが屋ならではの、日常の延長線上の物語。
加賀の復帰、おめでとう。また2人での活躍期待してます。次はキングオブコントね!

ゆりやんレトリィバァ・・・ごく平凡な、ゆりやん本人とおぼしき小ボケを挟みながらのインタビューに見せかけて、急にヤクザ映画のようにキレる、というネタ。チンピラっぽくもあり、ゆりやんが着ていても不自然じゃないファッションのチョイスは絶妙。派手な効果音使ってやりたい放題。泣きながらシャワー浴びるの好きだよね。なんかのドラマの真似?

ZAZY・・・ネタの構成は1本目と同じ。今回の歌は安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」。ファーストと変えていたら優勝してたかも・・・。あとから言ってもしょうがないことですが。「シードでちょんちょん」が好き。


放送枠が2時間しかないから、だいぶ駆け足で進行しましたね。得点発表もいっぺんにドーンと出して、審査員の感想も1ネタにひとりだけ。優勝決定後の余韻もろくに味わえないまま放送終了。たしかにおいでやすはいらなかった、というくらい時間がなかった。
大会の若返りを図ったのはいいんですけど、霜降り明星がMCってちょっと早すぎません?ZAZYが「3年前の敗者復活で僕よりウケてなかったせいやが(決勝)行った」って揶揄してましたけど、R-1ってなんかずっと霜降りに甘い気がする。なんか裏があるのか、って勘ぐっちゃいますね。
あと審査員の野田クリスタルとザコシショウに不安を感じました。普通にやれてましたけど。友近は時間があったらいろいろボケたかったでしょうね。
優勝しても人生ほとんど変わらないでお馴染みR-1。ゆりやんはとっくに売れっ子だからやっぱり変わらないでしょう。
せめてZAZYがちょっとだけでも売れますように。

イノベンション スナイダーズ チェダーチーズ

2021-03-05 22:30:11 | 
今回はチーズ味のプレッツェルです。




アメリカ産のお菓子。1909年から販売してるそうです。歯ごたえのあるプレッツェルとコクのあるチーズの味がクセになります。けっこう固めなんで、歯の弱い方はご注意ください。僕はお酒飲まないんですけど、ビールのおつまみに最適ではないかと。
以前はコルク状のプレッツェルだったんですけど、今はそれを砕いた形状になってます。たぶんブッシュ・ジュニアが喉に詰まらせたためでしょうね。チンパンジーの命も大事!
今日はメダルゲームの話をします。僕ね、子供のころメダルゲームが大好きだったんですよ。んでルーレットが回るやつとか、メダルでメダルを押して落とすやつとか、いろいろやってたんですけど、ジャンケンのやつあるじゃないですか。ジャンケンポンっつって、グーチョキパーを選ぶだけの、シンプルなやつ。
あれも僕の子供のころからあって、今も最新版っていうか、昔と違うタイプの筐体があるんですね。でね、その最新版のやつなんですけどね、メダルの最小の当たりが「1枚」なんですよ。1枚当たり。
ジャンケンに勝つとルーレットが回るんですけど、4とか10とかいろんな数字があって、止まった数字の枚数のメダルが出てくるんですよね。その数字の、最小が「1」になっているのです。
僕ね、それを知ったときに愕然としましたよ。昔はメダルゲームの最小の当たりは2枚でした。1枚賭けたら2枚返ってくるのです。しかし、1枚当たりだと、1枚賭けて1枚しか返ってこない。
そんなの当たりって言えます?言えないでしょ。なんですか、1枚当たりって。メダル増えてないでしょ。そんなの当たりのうちに入んねーよ!
今はジャンケンのゲーム機だけでなく、ほかのメダルゲームでも1枚当たりのあるやつがあるんですよ。もうね、ふざけるのもいい加減にしてほしい。この手のゲーム機はたしかに子供だましではあります。でもね、1枚当たりなんて、子供だましにも程がある。
1枚当たりは当たりではありません。皆さん、こんな理不尽なことを黙認してていいのですか?声を上げましょう。
メダルの当たりは2枚から!1枚当たりなど認めない!
そうやって訴えていかないと世の中は変わりません。この社会を変えましょう。メダルゲームの革命を起こすのです。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
3月1日に福岡を含む6府県の緊急事態宣言が解除されました。1週間前倒しでの解除という形です。飲食店の時短要請が午後8時までから9時までに。この1時間が大きい!
・・・でもあれ、解除されたら通常通りに戻るんじゃないの?解除されても時短要請がいきてるってどういうこと?24時間営業の牛丼屋やファミレスが通常営業に戻るのはいつの日か。というか、どうなったら元に戻るの?
・・・と思っていたら、時短要請は21日まで延長されるとの発表がありました。これは福岡独自の決定ですかね。
対して関東、1都3県は本日、2週間の緊急事態延長が決定。「2週間で足りるのか」との声もあります。
たしかに様々な制限を要求するこのような宣言は、感染者数や病床使用率などの数字の変動によって適用・不適用を決定すべきですから、それらの数字の日毎の変化に応じて延長すべきか否かをその都度判断するのは当然のことではあります。しかし、再延長となる今回、「さらに1ヵ月延長」では反発が大きいというか、国民から不満の声が上がるおそれがあるから、「2週間」に刻んだのではないか、だからまたしばらくしたら「あと2週間」、「もう1週間」と、短い単位で延長を繰り返すのではないか、という気がします。
いや、なんとなくですよ。