またコースで大声を
出してしまいました
『あっ!』と思ったときには
声が出ていました。
山桜の花びらが舞う中で
最高の気分でゴルフを
したいたのに……
本当に残念です
最初の画像も、この画像も、
山桜の花びらが一面に……
春のコースは芝生も
青くなってきて、美しかったのです。
途中から前の組は
ちびっ子ゴルファー兄弟が
プレーしていました。
お兄ちゃんは小学校高学年ぐらい、
弟は低学年でした。
お兄ちゃんのほうが
クラブを投げたり、
ホールアウトすると
同伴競技者がプレーしていても
一人でカートに戻ったりして、
傍若無人で駄目なジュニアの
見本みたいで
ちょっと気になっていました
弟はチビなのですけど、
良いセンスしているんです。
練習グリーンで見たときも
この子は上手くなりそうだと
微笑ましく見ていました
ジュニア育成をしていた頃に
よく見かけた光景なのですが、
子供は無邪気に色々なことを
面白がるものなのです。
弟は自分がホールアウトすると
旗を持って、戻す係を
率先していやっていたのですが、
なんといっても小さいので、
危なっかしいシーンがありました。
あるホールで、グリーン面に
旗をグリグリとホールじゃない所に
戻すような仕草をしていました
100ヤード以上離れていたので
『あれ……』と思っただけでした。
しかし、パー3で
はっきりと見たのです
旗をグリグリして
グリーンに穴を開けて、
旗が深くはりすぎて、
引っ張らないと旗が戻せない、
という感じになってしまったのです。
おじいちゃんらしい人と
おじさんらしい人の大人たちは
自分のプレーに夢中で
気が付いていない様子でした。
「グリーンに旗竿で傷をつけたら
ダメじゃないか!」
と大声で注意していました
80ヤードぐらい離れていました。
おじさんらしい人が
「すみませんでした!」
と頭を下げていました。
その後、そういうことは
ありませんでした。
大人が旗を戻すように
していたようです
グリーンは柔らかいから
パターヘッドを踏みつけると
パターの形をつけることは
小さな子供でもできます。
無邪気に、それは面白いのです。
例えば、シューズを引き摺って
傷が付くのも、
子供としては遊びの範疇で
「おぉー!」という感じになるのです。
大人でも、無知故に
旗竿を踏んだり、投げたりして、
グリーンに直線状の傷を
付けてしまっている人もいます。
本人たちは知らないだけです
コースで知らない人に怒鳴るような
注意をするのは
決して良いことではありません。
ただ、子供だからこそ、
ちゃんとして欲しいのです。
連れてきている大人ゴルファーが
コースを保護することの意味を
教えなければダメなのです
弟くんが悪いわけではなく、
先輩である大人ゴルファーが
ダメなのです
そのパー3は、気持ちが
切り替えられないままプレーして
バーディーでした……
なんだかなぁ、と思ったのです。
嬉しいような悲しいような
これもゴルフなんだろうけれど、
猛省しながら、
色々と考えるGW直前です
ゴルフ千物語⑨ Powdery Snow | |
篠原 嗣典 | |
マイナビ出版 |
ゴルフプラネット 第64巻 〜ゴルファーの心を灯火で照らすために〜 | |
篠原 嗣典 | |
マイナビ出版 |
ゴルフプラネット 2001年度版 【全4巻セット】 | |
篠原 嗣典 | |
マイナビ出版 |
まつよい | |
篠原嗣典 第3回マイナビ電子書籍コンテスト入選作 | |
マイナビ |