ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

ピンというメーカーの底力を知る

2018年10月17日 09時26分30秒 | 用具



記憶が曖昧なのですけど、
1980年代の後半、
この機能を持ったパターが
市場にあったのです。
売り場で腰が痛いゴルファーに
何本も売ったのです。
メーカーも、名称も
忘れてしまいましたが……

昨日紹介した
シグマ2の『FETCH』です。

このパターのヘッドは
カップの中に
入る大きさになっていて、
カップに入ったボールを
パターを使って拾えるのです。
穴にボールがはまって
取れる構造です。
腰を伸ばしたまま、
屈まなくともOK!
というわけです。

ふざけているわけではなく
パターとしても
ちゃんとしていますので、
欲しいゴルファーは
それなりにいると思います。




発表会のついでに、工場見学を
させてもらいました。
ピンの日本法人の建物は
組み立て工場でもあるのです。

マニアックに楽しみました。



よくわからないと思いますが、
グリップの下の両面テープを
巻いている工程です。
『らせん巻き』です。

僕もその昔、
グリップ交換修行をさせられた
経験があるので、
滅茶苦茶わかるのです。
下巻きのテープは
理屈はわかりませんけど、
ストレートに折り返すのではなく、
らせん巻きしたほうが
グリップのしっかり感が出ます。
ピンのこだわりが、
こういうところに出ています。
ピンというメーカーが
益々好きになりました。

今回発表されたシグマ2は
音にこだわったパターです。
二重構造のフェースが
その根幹になっています。

『A1』という音叉のような形状の
パターがピンの最初のパターです。
打ったときに「ピーン」という
美しい音が出ることが、
そのまま社名になったのは
有名な話です。
そのピンが音にこだわる……
最初のパターから59年目の
挑戦から目が離せません。 

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