きょうBBCは何時間もチャールズ皇太子の戴冠式(coronation)を中継した。驚いたのは、各宗教界の長が祝福するために集まったということだ。英国教会だけでなく、カトリック、プロテスタント、正教会、イスラム教シーア派、イスラム教スンニ派、ヒンズー教、ゾロアスター教、仏教の長がという。正教会の長は二人いて、二人とも黒い角帽のようなものをかぶり杖をついていた。仏教の長はダライラマのように黄色の布を体にまいていた。
これら宗教界の長は何者だろうか。なぜ。英国の王室のためにあつまったのだろうか。聖職者とは弱い者のために尽くすのであって、地上の権力者を祝福するために集まっていいのか。そんな聖職者はインチキである。チャールズとともにみんな死んでしまえ。
だいたい、BBCもおかしい。英国民の半分が王制に反対なのに、チャールズ皇太子の戴冠式を延々と放映するなんて。偏っている。
英国王室も時代錯誤のような儀式にお金をかけるのは、エリザベス女王の葬式を最後にやめるべきだった。