荒川静香さんは、2007年に「愛の夢」を演技披露しておられます。
以下、「荒川静香最新情報ブログ」から。
“2007年 10月 02日
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釧路2日目で披露した新プログラムなどについて記しています。
新プログラムはリストの「愛の夢(Liebestraum)」とのことで、米国で出演するショーで披露予定のため、今回はそれに先駆けて見せてくださったとのこと。本人が記載したとおり、ひさしぶりのクラシックナンバー。”
いつか、静香さんの「愛の夢」をこの目で見たいものです。
*写真は2008年5月10日PIW大津公演終了後に撮影したものです。
フランツ・リストの「愛の夢」は
リストが人妻カロリーネとの愛を、
二人の結婚を夢見て作曲したといわれています。
カロリーネは、親の決めた結婚に逆らえませんでした。
結婚したのち別居して、後にリストと愛のある生活を送り始めます。
しかし、カソリック教会はカロリーネの離婚を認めませんでした。
カロリーネ・フォン・サイン=ヴィットゲンシュタイン侯爵夫人(1819-1887)との恋愛に関しては
映画「我が恋は終わりぬ」で詳しく描かれているそうです。
夫人は知性的で敬虔なカトリックの信仰に徹していたそうです。
リストの後半生に深い関係を持って、人生の進路を転換させる事になります。
特にリストに演奏旅行をやめて作曲活動に専念する様にアドバイスしたのは、正しいことだったとされています。
彼等は長年かかって、結婚を目ざしてあらゆる努力を続けますが、結局は達成できませんでした。
「愛の夢」は3つの夜想曲(やそうきょく/ノクターン)という副題を持っています。
第3番が特に有名で、この曲だけ演奏されることが多いです。
当初はソプラノ向けの歌曲として作曲されましたが、
1850年頃に作曲者自身がピアノ独奏版に編曲したもの。
元々の第3番の歌詞は、ドイツの詩人フェルディナント・フライリヒラート(Ferdinand Freiligrath/1810-1876)の詩集「Zwischen den Garben」から
「O lieb, so lang du lieben kannst!(おお、愛しうる限り愛せ)」の詩が用いられているとされています。
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