にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

四国の山から雪が?

2024-03-02 18:34:32 | 舞台 イベント
今日は、真冬に戻ったかと思うほど、寒く、

夕方には、瀬戸内海のはるか向こうの四国の山から横殴りの雪が降ってきた!

四国からというのはちょっと大げさかと思うけれど、

マンションのベランダにいると、はるか南のかなたから、横殴りの雪が降ってきたんです。

当地、雪が降るのはめったになく、今年になって初雪かと思うほどの降り方でした。

四国本土は、鳴門海峡のむこう、徳島に一度行ったきりでしたが、

ここに、忘れられない宝塚スターさんがお住まいです。

元星組トップスター、瀬戸内美八さん。徳島市出身です。

もう77歳になっておられますが、とても若々しくお元気な方です。

愛称はルミさん。私が初めて舞台で拝見したのは、月組公演「長靴をはいた猫」大滝子さんのサヨナラ公演で、黒猫ジャックの主人コンスタンタンの役でした。

童話の世界に出てくる王子様のようでした。明るく陽気なキャラクターがよくあっていました。

ジャックに川に突き落とされ、頭に川藻をかぶって、はいでてくる場面があるのですが、

アクシデントで川藻が落ちてしまい、とっさにご自分で川藻を拾い上げ、今度こそ落ちないようにと、首にぶら下げるのですが、そのしぐさがとってもかわいかったのを覚えています。

メルヘンの舞台から一転して怪奇的な怪しい場面になりましたが、

黒猫ジャックの大活躍のおかげで、コンスタンタンはお姫様に気に入られ、婿入りするという逆シンデレラストーリーの夢の世界の王子様役にぴったりでした。

作・演出は菅沼潤さん。

その後、「紙漉き恋歌」の東山弥右衛門。紙漉きの里、西宮の名塩に住んだとされる人物を演じました。日本物がよく似合うと思いました。

併演作品「バレンシアの熱い花」では、ロドリーゴ・グラナドス伯爵。貴族の青年役がぴったりの風貌でした。

星組に組替え。星組トップに。
「アンタレスの星」(モンテ・クリスト伯)で、エドモン・ダンテス。遥くららさんのメルセデスと初コンビ。

バウホール公演で、「心中・恋の大和路」忠兵衛
遥くららさんの梅川を相手に、浄瑠璃のような舞台で、これが瀬戸内さん最高の舞台と思われました。
演出は「長靴をはいた猫」の菅沼潤さん。「長靴をはいた猫」のコンスタンタンとは、まったく別の瀬戸内美八さんの魅力を引き出しておられました。

と、これだけ宝塚の舞台で拝見しているのですが、今もお元気でご活躍とのことです。


平成29年度奨励賞交付式記念講演「私の歩んだ道」で、明るく語っておられます。
お話もお上手で、人を楽しませる術も心得ていらっしゃいます。



平成29年度奨励賞交付式記念講演「私の歩んだ道」


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