北野天満宮の見事な梅

北野天満宮の見事な梅





菅原道真が無実の罪で配流された大宰府で没した後、都では落雷などの災害が相次ぎました。

これが道真の祟りだとする噂が広まり、御霊信仰と結びついて恐れられました。

そこで、没後20年目、朝廷は道真の左遷を撤回して官位を復し、正二位を贈りました。

天暦元年6月9日（947年）、現在地の北野の地に朝廷によって道真を祀る社殿が造営されました。


　　　


　　　


東風ふかば　にほひをこせよ 梅の花　あるじなしとて 春なわすれそ


　


　　　



東風が吹いて、春が来たら、芳しい花を咲かせておくれ、梅の木よ。

大宰府に行ってしまった主人である私が、もう都にはいないからといって、春の到来を忘れてはならないよ


　　


　　


　　　


梅の花を見ていると、道真公の有名な歌が自然と口をついで、出てくるのでした・・・・




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