万葉長歌0194 飛ぶ鳥の
飛ぶ鳥の 明日香の川の
川上に 茂る玉藻は
川下に 流れて靡く
玉藻なし 寄り添い合って
靡いては 愛する人の
たたなづく 柔肌さえも
剣太刀 身に添わせずに
褥して 荒れましょう
だからこそ どう慰めて
よいのやら もしや逢えるかと
玉垂の 越智の岡辺で
朝露に 裳裾を乱し
夕霧に 衣を濡らせ
旅をする 君に逢いたい
君に逢いたい
柿本人麻呂(悠山人翻詠)
○万葉集の長歌、口語への翻詠の試み。原稿は2011年04月01日。
○皐月朔日、令和初日。
memo-WSM:(Gy) 「One Thousand and One Nights(2/2)」。2012、Ita、c.1h40m。Sub: Jpn、Dir: Marco Pontecorvo。
meineTraeume-東京: 日本橋、銀座、新宿・・・つぎつぎに大爆発が起きる。芝居を見ていた私も有楽町の駅構内を、歩き回る・・・・。実にリアルな、そして長い夢を見た。明ければ日本は代替わりの朝。邪気よ去れよ。