金槐和歌集396 真薦生ふる
真薦生ふる 淀の沢水 水草ゐて
影し見えねば 訪ふ人もなし 源実朝
依拠本仮名=まこもお よど さはみづ みくさ と
金槐和歌集 396 恋026 2025-0130yks396
金槐和歌集395 隠れ沼の
隠れ沼の 下はふ葦の 水籠りに
我ぞもの思ふ ゆくへ知らねば 源実朝
依拠本仮名=かく ぬ した あし みごも
編者仮名=おも
金槐和歌集 395 恋025 2025-0129yks395
金槐和歌集390 伊勢島や
伊勢島や 一志の海人の 捨て衣
あふことなみに 朽ちや果てなむ 源実朝
依拠本仮名=いせしま いちし あま ごろも く
金槐和歌集 390 恋020 2025-0124yks390
金槐和歌集389 うきなみの
うきなみの 雄島の海人の 濡れ衣
濡るとな言ひそ 朽ちは果つとも 源実朝
依拠本仮名=をじま あま ぬ ごろも く は
金槐和歌集 389 恋019 2025-0123yks389