悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

image854 橋上富士

2010-01-31 05:30:00 | images
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title:MtFuji_over_a_bridge
yyyy/mm:2010/01
memo:睦月もはや尽日。いわゆる「コンデジ」で、ズーミング・アップして撮影。橋上の夾雑物を排す。先日、富士川沿いの若葉公園で。

俳句写真620 樹は立てど

2010-01-30 06:30:00 | 俳句写真
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樹は立てど
葉も名も見えず
冬の空   悠山人

○俳句写真、詠む。
○生命の蘇りを準備している冬の樹木。「葉」「名」に「花」を暗示する。
□俳写620 きはたてど はもなもみえず ふゆのそら
【写真】若葉公園で、先日。


短歌写真892 熱き火を

2010-01-29 07:10:00 | 短歌写真
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熱き火を白きころもにひそめたる
富士の高嶺は遠く遥けし
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○つい先ごろまで火の煙を上げていた山。そう思いながら見ると、また親しみがわく。
□短写892 あつきひを しろきころもに ひそめたる
        ふじのたかねは とほくはるけし
【写真】先日、赤坂公園で。

俳句写真619 いづこにか

2010-01-27 06:00:00 | 俳句写真
2010-0127-yhs619
いづこにか
いつの日かとて
ふりにけり   悠山人

○俳句写真、詠む。
○求めてばかりいる、その間に過ぎ去るのは時。隠れている主語は「時間」、では目的語は?
¶いづこ(何処)=見出し語「いづく(何処)」の説明に、「<いづこ>の古形であるが、上代では<いづく>のみが用いられ、中古以降は両形が併用された。」(旺文版『古語辞典』)
□俳写619 いづこにか いつのひかとて ふりにけり
【写真】甲斐駒山麓の道の駅「はくしゅう」で、先日。


image852 デンドロ・ナオミPC

2010-01-27 05:30:00 | images
2010-0127-yim852
title:Dendrobium_<Naomi>
yyyy/mm:2010/01
memo:実写の花は、デンドロビウム<ナオミ>とか。電脳で色調を変えたので、新種の蘭(仮想画像)である。This is not real, but faked by my personal computer.
蘭展7。
【memo-きのうのアクセス】1,515PV-228IP-5,803位/1,357,390ブログ中。

俳句写真618 火の星の

2010-01-26 07:50:00 | 俳句写真
2010-0126-yhs618
火の星の
近づきたるや
冬の空   悠山人

○俳句写真、詠む。
○火星の大接近(2003年08月)ほどではないが、天文ファンの間では、あさっての小接近が話題になっている。中句結辞の候補は、「らし」「とや」「らんか」「見たり」など。
□俳写618 ひのほしの ちかづきたるや ふゆのそら
【写真】先日、スーパーマーケット「ジーノ」で。


短歌写真891 時ふりて

2010-01-25 04:30:00 | 短歌写真
2010-0125-yts891
時ふりて光と闇のさかひこそ
いささかなればひかるべけれや
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○忘れられがちだが、光と闇は表裏一体である。「さかひ(境)」「いささ(聊)か」は、古語辞典にも載る。
□短写891 ときふりて ひかりとやみの さかひこそ
        いささかなれば ひかるべけれや
【写真】先日、メーアスフロイデで。

短歌写真890 願ひても

2010-01-24 07:00:00 | 短歌写真
2010-0124-yts890
願ひてもままならざりし幸ひは
集ひがたくて去りやすきかな
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○日本では伝統的に、「白」を聖性の徴表(しるし)とする。ましてや神域に集う白き鳥なれば。ここでは「幸福」の仮姿。「まま」は古くから使われる。
□短写890 ねがひても ままならざりし さきはひは
        つどひがたくて さりやすきかな
【写真】先日の神社で。