午後の日ははや影ながく伸びたれど
人ひとりだに見ゆることなし 悠山人
○短歌写真、詠む。
〇「完全な直線」だけで構成される世界。そこでは、曲線だけの人間は、容易に病む。
□短写485 ごごのひは はやかげながく のびたれど
ひとひとりだに みゆることなし
【写真】首都高速道路、午後一時半ごろ。人影が消える瞬間、それがある。
【memo】Carl Theodor Dreyer(b. February 3, 1889, Copenhagen, Denmark:d. March 20, 1968, Copenhagen, Denmark)。<Vredens Dag>(Day of Wrath)、 1943。ほんの瞥見したところ、手紙は英語、祈祷文は世俗語、会話は非独語だが? 最後の日本字は「怒りの日」とだけ。