悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真1200 思ひ出は

2012-11-30 03:00:00 | 短歌写真

2012-1130-yts1200
短歌写真1200 思ひ出は

思ひ出はただうつくしき花となり
霜月晦日になりにけるかな  悠山人

○短歌写真、詠む
○歳月(としつき)は歳が押し詰まると早くなる。いい思い出だけを花にして脳裏に刻み残したいもの。

□短
1200  おもひでは ただうつくしき はなとなり
           しもつきみそかに なりにけるかな
【写真】電網から加工。
memo-Gy: 「Alarm für Cobra11: Feuerlaufe」。日本語題「ワイルド・ランナーX2」。2003、独、1 時間半、日本語字幕。ドイツNRW 州の高速道路警察の、はみ出し刑事コンビ、通称コブラ11(既出)。今回は、ユーロ紙幣の大量不正印刷を図る、大銀行ぐるみの犯罪を暴き出す話。このシリーズ、分かりやすくて適当にハラハラさせて、適当にアクションをいれて、飽きさせない作りである。クルマの大クラッシュがたくさん出て来るのもウリのひとつ。日独相棒もの、勧善懲悪は共通だが、こちらは、正義の化身が理屈を冗長に述べ「ない」、というところがいい。原題直訳は「コブラ11緊急出動: 炎の走り」。


俳句写真1080 已んぬる哉

2012-11-29 02:10:00 | 俳句写真

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俳句写真1080 已んぬる哉

已んぬる哉月影月食はやも去り  悠山人

俳句写真、詠む。
○さきほど、日付が変わる直前のこと。月影月食があるというので、早めに休んだのはいいけれど、ほんの僅か目覚めが遅れた。というので、死語ではあるが、初句になった。満月ながら冬の夜空の帝王、シリウスは見事に輝いていた。(後記)写真上部の薄暗い部分が、撮影時にはまだ進行していたらしい。
俳写1080  やんぬるかな げつえいげっしょく はやもさり
【写真】さきほど、手持ち撮影、切り取り以外の加工なし。


俳句写真1079 ささなみに

2012-11-29 02:00:00 | 俳句写真

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俳句写真1079 ささなみに

ささなみに河口の湖冬日さし  悠山人

俳句写真、詠む。
○暑いようでも、写真にしてみると
さすがに初冬の日差しである。
俳写1079  ささなみに かはぐちのうみ ふゆびさし
【写真】同前。


image1653 美術館から河口湖

2012-11-28 01:00:00 | images

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image1653 美術館から河口湖
title: L.Kawaguchi's_view
note: 富士山の足元に河口湖があり、湖畔に可愛らしい河口湖美術館があって、心安らぐ。先日。
memo-Gy: 「RĪGAS SARGI」。日本語題「バトル・オブ・リガ」。ラトヴィヤ、2007、2時間。日本語字幕。いつものように、題名を見ただけでクリック。リガと言えばラトヴィア(見終わったあと電網調べてリーガ、ラトヴィヤが正しいらしいと知る)かな、程度。初見、ラト映画とは?北海道よりも小さい国、バルト三国の真ん中の国。話は第一次大戦が終わって、ようやく完全独立になるかと思われたところから始まる。革命直後のソ連、大国ドイツに囲まれ、両者の謀略に翻弄される弱小ラトヴィヤ。絶望感・敗北主義が漂うなかから、やがて立ちあがって行くさまが描かれる。原映像はラトヴィヤ語とドイツ語だけ。現在、リーガ旧市街は世界遺産。原題直訳は「リーガの防衛者たち」。ついでながら、毎年「バルトの真珠 音楽祭」が開かれている。


俳句写真1078 尽くるまで

2012-11-27 02:00:00 | 俳句写真

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俳句写真1078 尽くるまで

尽くるまでいやあかくあれ火の花よ  悠山人

俳句写真、詠む。
○キュクラメン(シクラメン)。Cyclamen。篝火花。富士山麓の街の店先に、際立って赤く燃えていた。「あか」は「赤」「明」の掛詞。
¶いや(弥)=「いよいよ」。
俳写1078  つくるまで いやあかくあれ ひのはなよ
【写真】色相&彩度=+30、R=-100、G&B=+100。同前。
memo-Gy: 「tuyo siempre」。日本語題「抱かれる女」。2006、西、1 時間 40 分強。日本語字幕。エスパーニャのジャズ・クラブ「ジャンポリー」を巡る、怪しげな人間模様。どん底から這い上がろうとするひと組の男と女に焦点を当てる。男がボスの大金を奪おうとして、ついには・・・。サスペンスふうではあるが、プロットから展開から、曖昧模糊で面白みはない。おまけ程度に男女絡み本番まであるが、必然的ではない。唯一よかったのは、最初から最後まで流されるモダン・ジャズ。最後に「ベロニケへ」という献辞がある。原題直訳は「いつまでも あなたのもの」。
memo-アクセス数: きのうのアクセス数が「4,741位 / 1,791,563ブログ中」と。


image1652 富士山-望遠で寄る

2012-11-26 01:10:00 | images

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image1652 富士山-望遠で寄る
title: MtFuji-watched_by_telelens
note: 同じ場所から、富士山頂を望遠撮影する。望遠にすれば、電線も太くて長くなる。なので、こちらは時間をかけて2本を消した。
memo-Gy:「Tutta La Vita Davanti」。日本語題「見わたすかぎり人生」。伊、2008、2時間弱。日本語字幕。大学を優秀な成績で卒業しても、熱心に就活しても、就職が難しいのは日本もイタリアも同じ。女主人公はベビーシッターと電話コールセンターのバイトに、ようやく就ける。実物を知らないままに、来る日も来る日も電話口で、浄水器を売り付ける。契約数が減れば即日解雇、という不安定さに、疑問も持つ暇も許されない。ほどほどにこなしているが、心の中では虚しさが増幅していく。・・・伊語の早口で、最初からアーレント、ハイデガー、アリストテレス・・・などの話が連発される。重い単語と軽いノリのちぐはぐさは、最後まで続く。女だけの職場ではあっても、適当に男女の話も登場し、短期契約社員問題も論じられる。原題直訳は「人生すべて前向きに」。
memo-G. Castelnuovo: 上記イタリア映画の最初に、ちらり登場のモトカレの背後に、ちらり伊語文字が出て来る。なに?と画面を止めて読む(PC映画はこういうところが有難い)。「ギード・カステルヌオーヴォ数学研究所」。G. C.? 初耳人名なので、すぐに電網検索。イタリア人代数学者か、と分かって、日本語で検索したら・・・全く反応なし! 欧米語ではたくさん載っているのに、日本語版は全然無視、なんてこともあるのか、と不思議な体験であった。


image1651 富士山-巨大遊園地の後ろ

2012-11-26 01:00:00 | images

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image1651 富士山-巨大遊園地の後ろ
title: MtFuji-behind_FujikyuHiland
note: 朝から無風快晴、素晴らしい富士が写せるかと、わくわくしながら車を出す。ところが・・・河口湖周辺では「第1回富士山マラソン」とかで、大混雑&大渋滞! やむなく富士急ハイランド隣地から、富士山を撮影する。長大な電線はそのまま。きのう。


俳句写真1077 願はくは

2012-11-25 02:00:00 | 俳句写真

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俳句写真1077 願はくは

願はくは花そのままに清らなれ  悠山人

俳句写真、詠む。
○山茶花。暑すぎた夏がようやく過ぎたと思ったか、晩秋から初冬にかけて、待っていたように咲き始めた。
俳写1077  ねがはくは はなそのままに きよらなれ
【写真】きのう、自宅。


短歌写真1199 おほきなる

2012-11-24 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1199 おほきなる

おほきなる都の空はほどなくも
卯かたにあかき日ののぼるらん 悠山人

○短歌写真、詠む
○早朝、都心から東の空を見ると、まだ雲が厚い。しかし予報によれば、太陽が顔出ししそうだ。
¶おほ(大)きなる=「大きい」。
¶卯(う)かた(方)=「東(の方角)」。
¶あかき=「明き」「赤き」の掛詞。

□短
1199  おほきなる みやこのそらは ほどなくも
           うかたにあかき ひののぼるらん
【写真】先日、明け方5時。
memo-Gy: 「THE 13TH WARRIOR」。日本語題「13 ウォーリアーズ」。1999、米、1 時間 40 分強、日本語字幕。10世紀ごろ、アラブの大国の貴人(主役)が北方辺境へ、大使として左遷させられる。その地へ、蛮族の侵略を受けて救援を求める使いが来る。着任したばかりの主人公が、様子も分らないままに応援戦士13人の最後の一人に選ばれてしまう。こうしてアハメド・イブン・ファハドラン(A. バンデラス)の物語が始まる。・・・北欧ヴァルハラ伝説を取り入れた勇者の話は、欧米では珍しくないけれど、日本の自宅のPCで簡単に見られるというのも、楽しいかぎり。エンディングが5分もあるか、その最後でロケは BC つまりカナダと分かる。ただし仕上がりは北欧そのままの雰囲気。原題直訳は「13 番目の戦士」。


image1650 パンジーの季節

2012-11-23 01:00:00 | images

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image1650 パンジーの季節
title: pansy_field_season
note: この公園では、有志によるパンジーの植え込みが終わり、冬に備えている。先日、赤坂公園。
memo-Gy: 「LA CHAMBRE DES MORTS」。日本語題「スマイルコレクター」。2007、仏、1 時間 50 分。リストラで失業した男ふたりが仕返し強盗に入り、夜の海岸を機嫌よくクルマでぶっとばし、挙句のはてに人をはね、その男の持っていた鞄の大金を持ち逃げし・・・。翌日からシングル・ママ警官の捜査が始まる。単純な強盗事件が、幼女誘拐、殺人、死体損壊・剥製収集、などなどの大事件に発展し・・・事件の意外な端緒が、中ごろで明らかになる。LA や NYC の作品展開に見慣れていると、仏のクライム・サスペンスが新鮮に感じられる。ただ短時間に欲張りすぎて、ところどころ視聴者に分かりにくくて不親切。カレーが舞台らしいが、画面に仏語は全然出ない。原題の直訳は「死者たちの部屋」。オープニングのアナベル人形を見落とさないこと。