悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真1718 朝もはや

2016-06-11 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1718 朝もはや

朝もはや南ぬ島なるをのこひとり
梅雨も明けぬに海上スキー  悠山人

短歌写真、詠む。
八重山は夕日が遅く、朝日も遅い。朝7時前は”早朝”なのに、この風景。
¶南(ぱい)ぬ島(しま)=「南の島」。石垣空港ビル入口に大きく「南ぬ島(ぱいぬしま) 石垣空港」と仮名がふってある。

短写1718  あさもはや ぱいぬしまなる をのこひとり
           つゆもあけぬに かいじゃうスキー
【写真】先日、ホテル前。石&波6。


短歌写真1717 数知れぬ

2016-06-10 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1717 数知れぬ

数知れぬ珊瑚まもれる石垣の
川平のうみは梅雨空に澄み  悠山人

短歌写真、詠む。
先年、西表石垣国立公園に編入された川平湾。新空港問題で浮上した、世界的な珊瑚群生地。実際に見ると、その素晴らしさが分かる。
短写1717  かずしれぬ さんごまもれる いしがきの
           かびらのうみは つゆぞらにすみ
【写真】先日、石垣・川平湾。石&波5。


短歌写真1716 遥かなる

2016-06-09 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1716 遥かなる

遥かなる南の国は色あふれ
おもてはただに夢のさまなれ  悠山人

短歌写真、詠む。
沖縄・琉球の、本土との大きな違いのひとつに、「色色の色」がある。たとえ表面(自然界の表面、人間界の面貌)だけにしても。
短写1716  はるかなる みなみのくには いろあふれ
           おもてはただに ゆめのさまなれ
【写真】先日、石垣島。石&波4。


短歌写真1715 ひとり咲く

2016-06-08 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1715 ひとり咲く

ひとり咲く南の国の石垣の
ハイビスカスの紅き花かな  悠山人

短歌写真、詠む。
やいま村のヒビスクス(ハイビスカス、仏桑華)は、それほど目立たない。
短写1715  ひとりさく みなみのくにの いしがきの
           ハイビスカスの あかきはなかな
【写真】先日、石垣・やいま村。石&波3。


短歌写真1714 こころみに

2016-06-07 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1714 こころみに

こころみに時のはざまをたづぬれば
南の島にまぼろしのあり  悠山人

短歌写真、詠む。
八重山もまた日本語の一部、でもかなり難しい(写真右下石垣空港)。「やいま村」も、村をたずねて初めて意味を知る。歓迎してくれたのはランタナ(七変化、Lantana camara)と白帯揚羽(Papilio polytes)。
短写1714  こころみに ときのはざまを たづぬれば
           みなみのしまに まぼろしのあり
【写真】先日、石垣・やいま村。石&波2。


短歌写真1713 空のぼり

2016-06-06 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1713 空のぼり

空のぼり梅雨の様子を眺むれば
雲一列に長く伸びをり  悠山人

短歌写真、詠む。
5月16日、沖縄・奄美は梅雨入り宣言。きのう、6月5日、関東・甲信越。1万1千メートル上空では、見事な雲の行列。
短写1713  そらのぼり つゆのやうすを ながむれば
           くもいちれつに ながくのびをり
【写真】先日、ANA機。石&波1。