2019-0111-yts2031
短歌写真2031 世に出でて
世に出でてただ野の草とふりしまま
終の宴に招かれもせず 悠山人
○短歌写真、詠む。
○店内左、半個室、「最後の晩餐」額絵の横に野の草が飾ってあった。無降雨更新中。(cf.2017-0811-yim2412 image2412 「最後の晩餐」)
□短写2031 よにいでて ただののくさと ふりしまま
つひのうたげに まねかれもせず
【写真】きのう、Sz。
2019-0111-yts2031
短歌写真2031 世に出でて
世に出でてただ野の草とふりしまま
終の宴に招かれもせず 悠山人
○短歌写真、詠む。
○店内左、半個室、「最後の晩餐」額絵の横に野の草が飾ってあった。無降雨更新中。(cf.2017-0811-yim2412 image2412 「最後の晩餐」)
□短写2031 よにいでて ただののくさと ふりしまま
つひのうたげに まねかれもせず
【写真】きのう、Sz。
2019-0110-yts2030
短歌写真2030 華やかに
華やかに遠き楽都の演奏会
思ひ出さるる昼下がりの夢 悠山人
○短歌写真、詠む。
○店内、意外に静か。年末年始恒例のヴィーン新年演奏会を、TVで見た思い出に浸る。無降雨更新中。
□短写2030 はなやかに とほきがくとの えんそうくゎい
おもひださるる ひるさがりのゆめ
【写真】先日、Stm。
2019-0109-yts2029
短歌写真2029 松の内
松の内明けてスーパー賑やかに
人びとの群れ生き生きと生き 悠山人
○短歌写真、詠む。
○もうどれくらい雨雪が降らないか。この日は少し遠くまで、気まぐれドライヴ。一休みのこのスーパーマーケット、目が回るくらいの買い物客の動き。
□短写2029 まつのうち あけてスーパー にぎやかに
ひとびとのむれ いきいきといき
【写真】きのう、川二駐車場。
memo-Non multa…: La locuzione latina Non multa sed multum, tradotta letteralmente, significa non molte [cose], ma molto [bene]. (Quintiliano, Instit., X, I, 59). (Wp-Ita)
2019-0108-yts2028
短歌写真2028 平和をと
平和をと願ひて名づけたるべきに
「パークス」いまや遥けき彼方へ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○先次敗戦後の日本、国中各地に「平和」を冠した公園・通り・施設、そして店が一挙に現れた。それほど平和希求の精神が横溢してい”た”。Pax は「平和」を意味するラテン語。
□短写2028 へいわをと ねがひてなづけ たるべきに
「パークス」いまや はるけきかなたへ
【写真】先日、大型商店駐車場。
2019-0107-yhs1691
俳句写真1691 わが子には
わが子には及ばざりしと信虎像 悠山人
○俳句写真、詠む。
○駅北口広場に武田信虎像が置かれたと聞いて見に行く。南口広場の信玄像の圧倒的な印象に、比ぶべくもない。ことし開府500年の目玉には、とてもなれそうにない。
□俳写1691 わがこには およばざりしと のぶとらざう
【写真】きのう、甲府駅北口広場。
2019-0106-yts2027
短歌写真2027 かすかにも
かすかにも彼界を思ひただ黙す
この簾より眺むるわれは 悠山人
○短歌写真、詠む。
○しばらくの余裕をみて入店したけれど、年始帰省客・家族も加わったせいか、かなりの客席もたちまち満員。簾席の此界から結界外の様子を思いながら一首。
□短写2027 かすかにも ひかいをおもひ ただもだす
このすだれより ながむるわれは
【写真】きのう、芸術民。
2019-0105-yhs1690
俳句写真1690 この年も
この年も美の庭静かに開けたり 遊山人
○俳句写真、詠む。
○美の公園はまだまだ正月の雰囲気。晴天続きで富士山も完望。
□俳写1690 このとしも びのにはしづかに ひらけたり
【写真】きのう、芸術公園。
memo-WSM:(YT) 「栄光と友情の山/スイス アイガー」。2011、日、1時間半。極夜探検家の話を聴いてからその僅かの動画、沢&滝登りの世界第一人者のレユニオン島の動画、そしてこの若い女性ディレクターの壮挙の動画・・・立て続けに見て、日本人、まだまだ元気で立派、と感動。
2019-0104-yts2026
短歌写真2026 少年ら
少年ら短き春を惜しみては
洋凧揚げに息継ぎてをり 悠山人
○短歌写真、詠む。
○遠くから見ていると、ほぼ男子少年たち、全力疾走で洋凧を揚げている。「狭衣物語」の冒頭を借りて一首。
□短写2026 せうねんら みじかきはるを をしみては
やうだこあげに いきつぎてをり
【写真】きのう、赤坂公園。
2019-0103-yhs1689
俳句写真1689 をのこらの
をのこらの走る箱根の青き湖 悠山人
○俳句写真、詠む。
○箱根駅伝初日。芦ノ湖を思い出しながら一句。
□俳写1689 をのこらの はしるはこねの あをきうみ
【写真】先日、Kh。
2019-0102-yts2025
短歌写真2025 元日に
元日に見上げる空は果てしなく
かなしきまでに深き青かな 悠山人
○短歌写真、詠む。
○年末から年始にかけて無積雪・無風・快晴とは、記憶にないくらい。
□短写2025 ぐゎんじつに みあげるそらは はてしなく
かなしきまでに ふかきあをかな
【写真】きのう、自宅。