青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

遺書 79

2020-10-10 08:41:47 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




以前ジョージが日本に来ていた時、JRの電車の乗客を「不気味」と言ってたの、三世は覚えていますか?

その時点では、僕はそれほど共感はしなかった。「ギリシャ人は、そう感じるんだ、ある程度は分かるけれど、“不気味”とまでは、敏感すぎるのではないだろうか?」と。

でも、今はそう感じますね。いやもう「不気味」に尽きます。

日本人は、(他の国の人々もそうだろうけれど)一人一人は心優しいんですよ。でも「Mass」になると、恐ろしく“不気味”になる。太平洋戦争の時がそうですね。今もそうです。

日本および日本人が特別なのは、その「地史」の成り立ちにあります。

世界の中で、一つの纏まった空間で、他の地域と顕著に異なる「地史(生物地理的固有性)」を持った地域は、日本の他に見当たりません。熱帯域でマダカスカルとか、スラウェシ(セレベス)がそれに相当するでしょうが、温帯域では、日本(沖縄を除く)が突出しています。ちなみに、同じ島国でも、イギリスなどは(地史/生物地理的には)単調極まりなく、ユーラシア大陸の出店に過ぎません(むしろ、バルカン半島/ギリシャのほうが、位置づけとしては日本との相関性がある)。

そんな特殊な、かつ閉ざされた地域に長い間住み着いているのが日本人です。

排他的であることが「Massとしての正義」になっても、何ら不思議ではないのでしょう。

不気味です(笑)。




コメント
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