青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

7月後半 自宅近所のシルビアシジミ(下)

2023-08-01 08:25:28 | コロナ、熱中症、差別問題と民主化運動


マスクは人類の敵
エアコンは地球の敵
集団性自己中が人類を滅ぼす

・・・・・・・・・・・・・

絶滅危惧種とは何か?

シルビアシジミは本当に絶滅危惧種なのか?

絶滅危惧とはネガティブな状況なのか?
(種によってはむしろそれが健全な状況なのかも知れない)

地球あるいは人類にとって、あるべき環境とはどのような状況なのか?

多様性に向き合うことと、類型化や数値での表現は相容れるのか?

とまあ、いろいろと課題はあるのですが、それらについては将来改めてということで。今回、シルビアシジミ探索に付随して気が付いた幾つかの断片的事項を書き記しておきます。

去年の晩秋から今年6月まで、他の蝶ともどもBlue各種についても積極的にチェックを行ってきました。もちろん、ヤマトシジミは、いつでもどこにでも姿を現します。

6月後半に入って、ヤマトシジミに出会う機会が少なくなってきた。盛夏に蝶影が少なくなるのは、どの蝶も共通しているので、特に不思議な事ではありません。むろん、一斉の草刈りとも関係はあるのでしょうが、それくらいで数が減るようなヤワな種ではありません。

それなりに注視し続けて、出会うたびに一応撮影はしていました。普通種ブルー・トリオの、ツバメシジミ、ルリシジミとの、様々な生態比較が目的です。

より近縁な種との比較となると (同じセクションに所属する)シルビアシジミで、ところどころに生えている食草のミヤコ グサを見つけるたびに、一応「もしや」と期待はしていました。といって、そんなに都合よくシルビアシジミに出会うなど、まず考えられないでしょうから、実質的にはスルーしていたのに等しい、といって良いのかも知れません。

実際に、その時期(春から初夏と晩秋)シルビアシジミは少なかったのかも知れないし、沢山いたのだけれど、「どうせいないだろう」という思い込みゆえ、見過ごしていたのかも知れません。

それにしても数多くいます。発生地の鳥羽池東北縁一帯では、シルビアシジミが全蝶類中の最優占種、と言っても過言じゃないくらいです。少なくても7月に入ってのひと月、滅多に姿を現さないヤマトシジミと、立場が逆転してしまっているように思えます。 

*注:今さっき、周辺部(鳥羽公園内部、生活体験農園、近畿大学駐車場など)を再チェックしてみたところ、これらの地域にはヤマトシジミだけが単独で見られました。

シルビアシジミは、点在する棲息地が数10m置きに連続し、線状に伸びているのかも知れません。最終的には、もっと大規模な発生地(遠賀川の河原など?)に繋がっているのかも知れない。その探索は将来の課題です。

アゲハチョウ(ナミアゲハ)、キタテハ、ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)等々、「繁栄する遺存種」のカテゴリーに、(狭義の)シルビアシジミも入るのかも知れません。でも、ここに挙げた3種のように、面的に広がっているわけではない。「繁栄する遺存種の成れの果て」といったところでしょうか?




2023.7.27  9:02   シルビアシジミ 帰化植物(ナデシコ科?)花上  刈り残し草地に隣接した水道施設内



2023.7.27  9:28   シルビアシジミ 



2023.7.27 9:47   シルビアシジミ 



2023.7.28 8:31   シルビアシジミ 



2023.7.28 8:05   シルビアシジミ 



2023.7.28 8:09   シルビアシジミ 



2023.7.28 8:16   シルビアシジミ 



2023.7.28 8:52   シルビアシジミ 



2023.7.28 8:54   シルビアシジミ 



2023.7.28 8:56   ツバメシジミ 汚損個体



2023.7.28 8:56   シルビアシジミ 汚損個体 珍しくヤマトシジミの陣地にいた



2023.7.28 8:56   ヤマトシジミ 汚損個体 汚損シルビアシジミと並んで止まっていた



2023.7.28 9:50   ヤマトシジミ 産卵



2023.7.28 9:58   シルビアシジミ産卵 昨日雄が帰化植物の花に止まっていたのと同じ所



2023.7.28 9:58   シルビアシジミ 産卵 



2023.7.28 10:46   50mほど南の池の堤防上の道に行ってみたらシルビアシジミが多数いた



2023.7.28 10:53   ヤマトシジミはここにも僅かしかいない



2023.7.28 10:57   シルビアシジミ(以下、池堤の道端)



2023.7.28 10:58   シルビアシジミ



2023.7.28 11:43   ルリシジミは少し離れた林縁の路上にいる



2023.7.28 12:57   シルビアシジミ ミヤコグサの周りを飛んでいるが、この花に止まることは滅多にない



2023.7.28 15:54   シルビアシジミ



2023.7.28 15:55   シルビアシジミ



2023.7.28 15:56   シルビアシジミ



2023.7.28 15:59   シルビアシジミ



2023.7.29 8:43   シルビアシジミ



2023.7.29 8:55   シルビアシジミ 求愛 なかなか交尾に至らない



2023.7.29 8:55   シルビアシジミ 求愛、、、と思ったら、相手は若い雄だった




2023.7.29 8:55   シルビアシジミ 本気で求愛しています



2023.7.29 9:04  シルビアシジミ



2023.7.29 9:14  シルビアシジミ



2023.7.29 11:30  シルビアシジミ



2023.7.29 11:41  シルビアシジミ



2023.7.29 11:42  シルビアシジミとヤマトシジミの2ショット



2023.7.30 10:11  シルビアシジミ 通常草藪に潜り込むようにして産卵する



2023.7.30 10:11  シルビアシジミ 雌の周りを雄が飛び交う



2023.7.30 10:11  シルビアシジミ 産卵







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月後半 自宅近所のシルビ... | トップ | 南ア深南部のハイマツについて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コロナ、熱中症、差別問題と民主化運動」カテゴリの最新記事